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新卒1~3年目の若手社員が離職した理由ランキング、3位労働環境に不満、2位自己成長・今後のキャリアに不安、1位は?

2019.10.08

現在「働き方改革」が推進されているが、ともすれば労働時間など量的問題をメインに語られることが多く、仕事の「質・中身」についての議論が不十分になりがちである。

昨今、会社が示すモデルに従うのではなく、個が尊重され、「何をしたいのか」、つまり「質・中身」が重視される時代。昔と考え方が変わっていることで若手社員が目指すべきモデルパターンが見えづらくなっていることが懸念される。

そんな中、アドバンテッジ リスク マネジメントは若手社員(新卒1~3年目)の早期離職対策への取り組み状況や課題感について調査した。

127名から得た回答結果より、以下のことが明らかになった。

企業における若手の早期離職対策に関する調査

若手社員が離職する理由

若手社員が離職する理由として最も多く挙げられたのは「他にやりたい仕事ができた」(33.1%)。次いで、「自己 成長・今後のキャリアに不安を感じた」(29.9%)、「労働環境(仕事量やノルマ、労働時間など)に不満があった」(29.1%)と続き、仕事のミスマッチ、不安・不満による理由が並ぶ。

また、「メンタルヘルス不調など心身の健康に 問題が生じた」のように、すでに仕事を続けることが難しくなった状態での離職も見られる(15.7%)。

若手社員の離職理由が仕事内容やキャリアに関することである一方、若手社員の早期離職を防止するための 施策として最も多いのは、「管理職のハラスメント防止教育」(38.6%)。次いで「管理職のマネジメント力向上のための研修」(36.2%)と、管理職への施策がトップに挙げられる。

若手社員のフォロー体制、個人への働きかけが不十分であるとの認識から、現在実施している施策に対しては「不十分」(やや不十分である/不十分である)と感じている割合が半数を超える。

なお、若手社員に感じる特徴としては、「ストレス耐性やコミュニケーションに課題が見られる」といった声や、「転職への抵抗が薄れている」「仕事への主体性やビジョンが欠如している」といった声が挙げられている。

また今回の調査の特徴として、約1割の企業・団体が「退職代行業者から若手社員の退職を告げられた経験がある」との回答を行っていた。

同社メディカルアドバイザー・深澤 健二氏の考察

管理職は今後、個人の特性を把握したうえで、コミュニケーションを図ることが求められるのではないだろうか。

物事の考え方の特徴や、ストレス耐性やコーピングパターン、キャリア志向など、それぞれの特性に合ったフォローをすることが、若手社員の仕事への向き合い方や、ワーク・エンゲージメント(仕事への熱意)向上にも繋がるといえる。

これらは若手の早期離職を予防するだけでなくすべての労働者に共有した課題と考え、「健康経営」を推進するスタンスが必要。こうした方向性は、職場の活性や生産性向上に大きく寄与する。

上司-部下間の葛藤は大きい。よって人事部や産業医などの役割は必要だといえる。経営者の手腕が求められるだろう。  

また昨今は、「健康経営」の考えも広まり、福利厚生の充実など“ホワイト企業”であることが当たり前として捉えられている。

若手社員は会社への期待が高まりやすく、その分ギャップを感じやすい。そのギャップをどう捉え、どう行動するか。若手社員自身がセルフマネジメントしていくことも今後必要になってくるだろう

構成/ino

回答者数:127名
調査手法:インターネット調査
調査時期:2019年5月29日(水)~2019年6月4日(火)

構成/ino

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