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21年前には100万人を動員!この秋行きたいルノワール、モネなど傑作69点が一同に会する「オランジュリー美術館コレクション展」

2019.10.07

オーギュスト・ルノワール<<ピアノを弾くイヴォンヌとクリスティーヌ・ルロル>>1897-1898年頃 油彩・カンヴァス

横浜美術館開館30周年を記念し、「横浜美術館開館30周年記念 オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」が2019年9月21日より開催された。

オランジュリー美術館は、ルノワールを始め、モネ、モディリアーニ、ピカソなど、パリを代表する印象派とエコール・ド・パリの作品が多く集う美術館であり、日本人が観光で訪れる場所としても大変な人気がある。

21年前に「パリ・オランジュリー美術館展」が日本5都市で開催された際には、なんと100万人以上を動員した。オランジュリー美術館は146点の作品を所蔵しているが、常設展が多く、海外に貸し出されることは滅多にないのだが、今回は同館の改修工事に伴い、なんと69点が一度に横浜にやってきた。

「当展覧会はヨーロッパで最高の印象派の作品が集まっている。展示方法も、左右対称を基本とすることで、フランス的な美的空間を作っている。今回は本当に特別な展覧会であり、この時代の空気やエッセンスを感じて欲しい」と、横浜美術館主席学芸員の沼田氏は熱を込めて語る。

次に同じように見られる機会はいつになるかわからないので,この展覧会を見逃さないで欲しい。

クロード・モネ<<アルジャントゥイユ>> 1875年 油彩・カンヴァス

本展覧会で絶対に見ておきたい作品

オーギュスト・ルノワール<<ピアノを弾く少女たち>>1892年頃 油彩・カンヴァス

何と言っても、一番の見どころはこちら。実は、「ピアノを弾く少女」シリーズをルノワールは少なくとも6点描いており、そのうちの一点は国家に買い上げられてオルセー美術館に展示されている。

「オルセー美術館の作品は全体が緻密に描かれているが、オランジュリー美術館の作品は、生き生きとした筆遣いが特徴的。少女たちが歌をうたっているような顔つきに焦点を当てているのに対して、背景は早い筆さばきで鮮やかに描かれている。この筆遣いの対比から、ルノワールが本当に描きたかったものが分かる作品となっている」と、横浜美術館学芸員片多氏は解説する。

じっくりと堪能できる広々としたスペースに展示されているので、正面から、斜めからと様々な角度で鑑賞して欲しい作品だ。

なお、ルノワールの作品は合計8点が展示されている。

アンリ・マティス<<赤いキュロットのオダリスク>>1924-1925年頃 油彩・カンヴァス

アンリ・マティスの「ニースの時代」と言われる作品を多く展示している。南仏を感じさせる鮮やかな色彩と、背景に見られる模様のような装飾的な画面構成は非常に革新的だ。

ルノワールやモネなどの温かく柔らかみのある色合いも素晴らしいが、マティスの鮮やかな筆遣いには思わず元気がもらえるようだ。

マリー・ローランサン<<マドモアゼル・シャネルの肖像>>1923年 油彩・カンヴァス

ココ・シャネルがマリー・ローランサンに依頼して描いてもらった肖像画。二人は同い年で、この頃にはシャネルはファッション界で名声を確立していたが、ローランサンはキャリアを築こうとしていた段階だった。結局、出来上がった肖像画をシャネルが「気に入らない」と受け取らなかったというエピソードがあり、ローランサンも作品を手元に置いていたようだ。

正面を見つめるシャネルのけだるい表情に、つい足を止めて引き込まれてしまう作品だ。

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