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人は自分に優しくすることで健康になれるというのは本当か?

2019.10.05

 今の世界には親切が足りていない!? 現代人の親切心を育み、社会に拡散していくために2000万ドル(約22億円)をかけて「親切研究所」が創設された──。

社会の“解毒剤”としての「親切研究所」が創設

 電車で席を譲ることから、自然災害後のボランティア活動まで、親切心があらわれる行動はさまざまだが、基本的にはエゴイストである我々にとってこの親切心はいったいどこから来るのか。そこで米・カリフォルニア大学ロサンゼルス校に今回新たに、優しさと親切心を研究する機関が発足した。

 同大学は、民間の財団である「The Bedari Foundation」から2000万ドル(約22億円)の寄付を受けて人間の優しさと親切心を研究する機関「UCLAベダリ・カインドネス研究所」を設立。同研究機関は、「進化的、生物学的、心理的、経済的、文化的、社会学的」な優しさを調査研究するために設計された研究機関である。

 人間の親切心や優しさについての研究はこれまでにもあったが、こうした専門の研究所が創設されることで、研究者たちの横のつながりが生まれより総合的な研究が可能となる。

Live Science」より

「現在の国際情勢に溢れる暴力、争いの中で、UCLAベダリ・カインドネス研究所は社会の“解毒剤”を目指しています」とUCLA社会科学部の学部長ダーネル・ハント氏はアナウンスしている。同研究所の研究者たちは親切心は「それ自体が目的化した他者の福利を高める行為」であると定義している。

 また同研究所の初代ディレクターを務めるダニエル・フェスラー氏は「優しさには無私無欲が必要であり、人間は種として成功するために優しさを必要とする」と話す。フェスラー氏によれば、近親の範囲外でも親切心が湧きお互いに協力しあうことができる能力は人間特有のものであり、この協調性によって人類が世界を支配することになったのだと説明している。

 人間ならではの親切心が今日の社会で不足しているのだとすればまさに人間性を脅かす事態になるのかもしれない。今回発足した“親切研究所”の今後の研究に期待したい。

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