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茶カテキンの一種「ガレート型カテキン」が食後の脂肪吸収に抑制効果あり、伊藤園・東北大学共同研究

2019.10.03

「体脂肪」とは脂肪細胞が集まってできた脂肪組織のことだが、その脂肪細胞はホルモンバランスを適正に保ち、エネルギー源として中性脂肪を貯蔵するなど、身体にとって重要な役割がある。

とはいえ、運動不足や飲みすぎ・食べすぎなどの影響で、必要以上に蓄積されてしまうと、健康を損なう可能性が高くなる。「食事の脂肪吸収を抑える効果がある」として、注目を集めているのが茶カテキン『ガレート型カテキン』だ。

今回、伊藤園は、脂質吸収機構の第一人者である池田郁男教授(現 東北大学未来科学技術センター)と共同研究を行い、茶カテキンの一種『ガレート型カテキン』について、食事の脂肪吸収抑制のメカニズムを科学的に証明した。

「ガレート型カテキン」が、食事の脂肪吸収を抑える?

食事の脂肪(中性脂肪)は、そのままの状態では身体に吸収されない。身体の中で、“膵(すい)リパーゼ”と呼ばれる脂肪の消化酵素が働き、脂肪は分解され始める。

この脂肪分解物が胆嚢(たんのう)から出る胆汁(たんじゅう)によって作られる小さな脂質粒子(胆汁酸ミセル)に取り込まれ、小腸にて吸収される。その後、小腸内で脂肪(中性脂肪)は再合成され、血流に乗って輸送され、主に内臓脂肪へ蓄積。

脂肪吸収のポイントは、“脂肪は分解されないと吸収されない”こと。『ガレート型カテキン』は、この“膵リパーゼ”の働きを阻害することで脂肪の分解を抑え、結果的に脂肪の吸収を抑制する。

この他に『ガレート型カテキン』は、食後の血中中性脂肪の上昇を抑制することや、糞便中の脂肪の割合を増やすことも確認されており、これらは「膵リパーゼ」の働きを阻害することによって引き起こされたと考えられる。

東北大学未来科学技術共同研究センターの池田郁男教授は「ガレート型カテキン」について、以下のようにコメントしている。

中性脂肪を分解する膵リパーゼは、食事をすると消化管内に分泌されますが、『ガレート型カテキン』はその作用を抑えて脂肪分解を遅らせているようで、脂肪の吸収を穏やかに抑制します。

また、脂肪吸収がゆっくり進むため、食後の血中中性脂肪の上昇が抑えられると考えられます。カテキンの作用は穏やかで劇的に効くわけではありませんが、健康のために日々摂取することは理想的と思います。

研究を始めた当初は、特定保健用食品の制度はまだなかったので、機能性を高めたカテキン飲料が世にでるなんてことは考えられませんでした。伊藤園さんの、商品にしようという意思・意欲が強かったということでしょうね

構成/ino

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