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杉並区と港区はゼロ!首都圏エリアの待機児童率ワーストランキング、3位中央区、2位国分寺市、1位は?

2019.09.28

少子化が叫ばれるほど子供が少ないのに、なぜか保育所及び学童保育施設へ入れない待機児童が多い日本。

この待機児童の実態を知るべくこのほど、国内最大級の保育に特化した求人サイト「ココキャリ」を運営している企業・キャリアフィールドにより、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・群馬県・栃木県・茨城県・山梨県の1都7県(以降、首都圏エリア)の待機児童数を地図で表した「首都圏エリア待機児童マップ 2019 年度版」が作成された。

「首都圏エリア待機児童マップ 2019年度版」とは

首都圏エリアにおいて各都県から発表された2019年4月1日時点の待機児童数を地図に表したもの。

2019年度の首都圏エリアの待機児童数は前年度9,680名から7,086名となり、約30%減となった。

■都心でも杉並区と港区が待機児童ゼロを達成

東京23区では杉並区と港区が待機児童ゼロを達成した。杉並区は2年連続、港区は直近30年間で初。杉並区では2016年度に「すぎなみ保育緊急事態」を宣言し、区立施設等を活用した保育所を整備した結果、2018年度に待機児童ゼロを達成。

港区についても2017 年度に「待機児童緊急対策」として保育定員1,000 名の拡大に取り組み、待機児童ゼロを実現した。

首都圏エリア全体では、山梨県以外はどの都県も待機児童を抱えており、全体数は減少したものの、2018年度から2019年度にかけて343の自治体のうち33の自治体で待機児童が増加した。待機児童対策が奏功する自治体との差が顕著となっている。

0~5歳人口あたりの待機児童率の比較

0~5歳の人口(2015年国勢調査の値)対して待機児童がどれくらいいるか算出されたところ、神奈川県葉山町は、0~5歳人口が1,421人に対して待機児童数が52名で待機児童率3.66%となり、2019年度の首都圏エリアで待機児童の多い市区町村ワースト第1位となった。

同県横浜市の待機児童数は46名と葉山町と僅差だが、横浜市の0~5 歳人口は181,628 人で待機児童率は0.03%となる。

単純に比較するだけでも“待機児童が発生しやすい環境”は、横浜市に比べて葉山町が約144倍高いと言える。葉山町においては、保育所定員数が前年から増えておらず、認可保育所の整備を進めているものの、新規の受け皿確保が追い付いていないことが大きな要因と考えられる。

同ワースト第2位は東京都国分寺市(2.25%)、同第3位は東京都中央区(2.24%)となっている。

特に中央区は待機児童の数でも首都圏エリアで第3位(197人)に位置することから、対策が急がれる地域であると言える。

中央区では湾岸エリアの開発に伴い、20年間で5歳未満の人口が3倍以上に急増しており、保育施設の整備が追い付いていないことも要因と考えられる。

このように待機児童について課題を抱えている地域はいまだ多く、10 月からはじまる「幼児教育・保育の無償化」の影響で子どもを預けて働きたい世帯が増え、“保育に対するニーズは高まる見通し”であり、さらなる対策が必要となっている。

<詳細データ>
市区町村別の待機児童数や待機児童率、2018年度版のデータについてはキャリアフィールド公式サイトをご覧いただきたい。

サイトURL:http://www.career-f.com/notice/201909193657/

出典元:キャリアフィールド株式会社

構成/こじへい

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