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9月30日でサービスが終了!かつて社会現象にもなった個人向け無線呼び出し装置「ポケベル」

2019.09.29

 現代のように、老いも若きもスマホを持ち歩き、いつでもどこでもコミュニケーションなんか取れなかった古き良き時代……どころか、出先ではぐれますとお互いに連絡が付きませんので、いろいろタイヘンだった時代。

 この頃の携帯電話は、肩にかけて持ち運ぶ「ショルダーフォン」型から……。

 液晶ディスプレイを搭載したタイプへと徐々に移行して、普及し始めた時期でもありました。

 しかし、まだ月額利用料や通話料は、かなり高めであったことは否めず、今のように長電話用としてはとても使えず、本当の本当に緊急の連絡を取りたい時にしか、実質使えなかったことが、大きなデメリットでした。

 多くの企業では原則、会社で携帯電話を供与することは無く、個人で持っている携帯の電話番号を会社に知らせるようにと、今思えば何言ってんだ的なことが、まだまだまかり通っていた時代でもありました。

 そんな中でも、社員が外回りで営業中だったり、もしくは休日中に会社から連絡を取り、仕事をさせたい場合などあります。そんな時、当時としては比較的通信料が安価な無線通信システムが、一気に普及し始めたのです。

 今ではほとんど見かけなくなったこのサービスとは……。そう、ご存じ「ポケベル(ポケットベル)」なのです!

 東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県のみ東京テレメッセージが国内で唯一、サービスを提供していましたが、2019年9月30日をもって個人向け無線呼び出しサービスを終了し、日本でのポケベルサービスは残念ながら終了しました。

どうやって使えばいいの? ポケベルのイケてる利用法とは?

 ポケベルは、特定の手順により、電波で受信機に合図を送るシステムです。連絡を取りたい相手が持っているポケベルに、情報を送り、出先の公衆電話などから、折り返し連絡をさせるために用いられました。

 その特性上、建物内や地下でもある程度は受信できるため、頻繁に会社から呼び出しを受ける社員にとっては正直、悩ましいサービスでしたが、いずれにせよ、1990年代には若者たちの間で大ヒットしました。

 当初は150MHz帯の多周波信号方式でスタートしたポケベルは、その後利用者の増加により、250MHz帯でFSK変調200b/sのNTT方式サービスが開始され、その後、POCSAG方式が主流となり、より一層、世間に広まるようになります。

 基本的な利用方法としては、契約者は月々定額料金を支払い、呼び出し者が呼び出し内容(データ量など)に応じて、通話料を支払うスタイルが一般的でしたが、その後、契約者の定額料金は無料となり、呼び出し者のみ課金される方式も登場しました。

 おぼろげながらもポケベルの記憶がある人なら「液晶ディプレイに英字や数字が表示される」サービスであり、何となく機種の形などを覚えておられる方も多いかと思われますが、当初は液晶ディスプレイなどは、なんにも無いなんにも無い全くなんにも無い♪、電子音による呼び出し音しか鳴らない機種だったのが、そもそもの始まりです。

 受信者は、ポケベルが鳴ったら、まずは決まった連絡先に折り返しの電話をしてみる、そんな使い方が主流でした。

 液晶ディスプレイ付きの、生まれた生まれた何が生まれた♪、新型のポケベルが登場するのは、もう少し、あとの話となります。

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