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マイクロソフトが開発中の最強の〝麻雀AI〟はどれくらい強いのか?

2019.09.29

 否応なく進んでいく社会の高齢化だが、定年後のメンタルヘルスの健康の鍵を握るのが社会参加である。そこで手軽に楽しみながら集いに参加できる習慣として、麻雀などのアナログゲームが注目されている。

麻雀プレイ習慣が都市部高齢者のメンタルヘルスを維持

 高齢化する社会の中でますます懸念されてくるのは社会的孤立を起因とするメンタルヘルスの悪化である。近年、世界的にも精神疾患による医療費の増大は著しい。

 社会的孤立を解消するには社会参加が有効であることは広く認められており、この関係をよりよく理解するために、アメリカや日本を含む先進国でいくつかの取り組みが行われているのだが、まだまだ研究は深まりを見せていないという。

 そこで中国・華中科技大学、米・ジョージア大学をはじめとする合同研究チームは、中国政府のデータベースから45歳以上の約1万1000人の国民の健康データを分析した研究を2019年9月に「Social Science & Medicine」で発表している。

 中国においても高齢者の数は先進国と同様に増加し続けているため、社会的孤立と孤独に関連するメンタルヘルスの問題が深刻になってきている背景がある。

Medical Xpress」より

 データを分析したところ、全体として、さまざまな活動に頻繁に参加することがメンタルヘルスの維持・向上に関連していることが突き止められた。特に麻雀のプレイ習慣のある都市住民は、気分の落ち込みを感じる頻度が低下していたのだ。

 複数でワイワイガヤガヤとプレイする麻雀で気分の落ち込みが改善されるというのはある意味ではわかりやすいことだが、興味深いことに都市部と農村部ではやや事情が異なることも明らかになった。農村部のコミュニティに変化が起こっているというのだ。

 研究チームのジュオ・チェン氏によれば、これまでは中国の農村部はより緊密なコミュニティを形成したのだが、若者が仕事を求めて都市へと上京する傾向が続いたため、家族間の絆は依然として強いものの、コミュニティの絆は弱まったということだ、

 こうしたコミュニティの変化によって、気軽に麻雀卓を囲めるメンバーを確保するのは農村部で難しくなり、また麻雀が成立する少ない機会ではギャンブル色が濃くなり、メンタルヘルスの健康に結びつくものではなくなるということだ。

 つまり身近に頻繁に遊ぶことのできる“ゆるいつながり”の仲間の存在が、高齢者のメンタルヘルスに好影響を及ぼすということだろう。

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