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内面を見つめ、五感を整える!心に平安を取り戻してくれるインテリア雑貨3選

2019.09.24

■連載/コウチワタルのMONO ZAKKA探訪

 哲学の用語で「アタラクシア」という言葉がある。「心の平安」を意味する用語だが、私自身、常々にそのようなものを持ちたいと思っている。しかし、社会の中で生きていると他人の都合に振り回されることは多々あるし、心をかき乱してくるものは少なくない。普通に生きているだけでは心の平安を持つことは難しいだろう。ここはやはり、意図的に心の平安を取り戻す工夫が必要だと思うのである。

今回紹介するのはそんな心の平安を取り戻すのに一役買ってくれる雑貨たちである。いずれにも共通するのは、自分以外のものと距離を置き、自分自身に目を向けることをサポートしてくれるという点だ。私と同じように心の平安を取り戻したいと思っている人は購入を検討してみてはいかがだろうか。

私たちをスマホから解放する砂の器『Komoru』

 現代社会において、他人と繋がるツールとして大きな役割を果たしているスマホ。逆に言えば、スマホは私たちの心の平安を乱すトンネルとして機能しているとも言える。そんなスマホから私たちを解放するのがこの『Komoru』である。ロンドンのデザインスタジオ「Cohda desing」がプロダクトデザインを公開しているこちらの『Komoru』、スマホの電波を物理的に遮断することによって、スマホを通じて私たちに舞い込む情報をシャットアウトするツールである。器の中に砂状の細かいチップが敷き詰めてあり、ここにスマホを埋めるとこのチップが携帯の電波を一括りに遮断する仕組みになっているようだ。

このチップは非磁性ニッケルでコーティングされているらしく、スマホの画面を傷つけないように工夫されているようだ。電波を遮断して情報が入ってこないようにすることに加え、スマホ本体を目に見えない場所に閉じ込めることによって、ついついスマホを手に取ってしまう誘惑からも私たちを守ろうとしているように見える。『Komoru』はまだ未発売の製品であるが、2019年11月には発売されることが決まっているそうだ。

自分の内面を見つめる時間を与えてくれる卵『Thinking Egg』

 私たち人間はモーターのようなものかもしれない。理科の授業で習ったように、モーターと発電機は構造上同じものである。電気を流せば軸が回転するし、逆に軸を回転させれば発電することができる。人間の場合、心が安定すれば体調も落ち着くし、逆に体調が落ち着ければ心も安定する。

この『Thinking Egg』はまさにその仕組みを利用したものと言えるだろう。モノ自体はごくシンプルなもので幅17㎜・高さ23.38㎜の卵型のオブジェ。それ以上の複雑な構造はない。しかし、人間工学に基づいた手に馴染むサイズとカタチをしており、手に握ることで考えることに専念できるというツールだ。人は何か単純な動作、例えば運転やシャワーを浴びるといった動作をしている時の方が、思考が散らばらずにアイデアが浮かびやすいとも言われる。その手触りで私たちの心を落ち着かせつつ、単純な動作で考えることに専念させる、それがこの『Thinking Egg』である。

こちらの製品、2つのクラウドファンディングサイト「Kickstarter」「Makuake」で資金調達に成功しており、現在は一般販売に移行している。素材の違いによる4つのラインナップ(Pine・Howlite・Brass・Lava)が用意されており、価格はPineのみ税込み2,430円、その他は税込み3,400円となっている。購入は「Makuake」内の専用サイトから可能だ。

五感を整え、心を落ち着かせる持ち運び用キット『Nomadic Life』

 最近では固定されたワーキングスペースに囚われないノマドワーカーのスタイルが浸透してきているが、この『Nomadic Life』は心の平安を得る取り組みにもそのスタイルを採用している。木材を使用したバッグ内にはカトラリー・花瓶・線香キットが収納されており、その他に枕とござはバッグの上に載せて持ち運ぶ仕組みになっている。このキットを持って山や川などに出かければ、どこでも座禅を組んでマインドフルネス瞑想を始めることができる。

そこまで本格的なものはちょっと…という人も、空気が澄み・喧噪もなく・綺麗な風景の見える場所にこのキットを持って出かけ、ござを敷いて枕に頭を載せて寝転がれば、間違いなく心の平安を取り戻せるに違いない。なお、カトラリーは銅製のお椀とカップ、フォーク・ナイフ・スプーンといった西洋のキットになっているが、これはデザインしたのが海外のデザイナーであるGerardo Osio氏であるからだろう。花瓶は石製のもの。丈は高くないので挿した植物の姿がよく見える。線香セットは蝋燭と線香を立てるための石製のボードが付属している。海外の人ならインセンスを、日本の人なら線香を、ということになるだろうか。

場所に囚われることなく、必要最低限のものだけを持ち出すスタイルは、マインドフルネス・ミニマリスト・禅といった複数の観念に通じるものがある。これらに興味がある人ならまず興味を持ってしまうであろうプロダクトだ。残念ながら一般販売はされていないようだ。

text/Wataru KOUCHI

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