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大手通信キャリアに仲間入りする楽天、サービス開始の10月1日ははたしてどうなる?

2019.09.20

■連載/法林岳之・石川 温・石野純也・房野麻子のスマホ会議

スマートフォン業界の最前線で取材する4人による、業界の裏側までわかる「スマホトーク」。今回は楽天の通信業務開始について議論します。

楽天モバイルのネットワークは大丈夫?

房野氏:楽天モバイルが10月1日にいよいよMNOとして参入しますが、5000人限定の「無料サポータープログラム」というスモールスタートになりました。申し込みは地域限定で新規またはMNPという条件があり、応募者多数の場合は抽選。申し込んでも利用できない可能性があります。9月6日の発表会では料金プランは明らかになりませんでしたが、ほかと比べて楽天にはどんな強みがあって、どんな人がMNOの楽天に乗り換えると良さそうでしょうか。

楽天モバイル「無料サポータープログラム」

房野氏

法林氏:ドコモが2G回線を3G回線の「FOMA」に切り換えたときは、最初の半年間は抽選制だった。

法林氏

房野氏:そうでしたっけ、覚えてないです。

法林氏:携帯電話専門媒体の編集部のメンバーや関係スタッフが全員申し込んだのに全員外れて、ふざけるな! 二度とドコモについて、記事に取り上げないぞ! なんて思ったものです(笑)。そうしたら業界関係者で当選した人がいて、折りたたみケータイもカメラ付きテレビ電話対応モデルもデータ通信端末も、全部丸ごと一式どうぞって貸してくれた。それで何とか記事にできた思い出がある。

石野氏:楽天は「ホップ・ステップ・ジャンプ」方式なので、ステップでWeb申し込みに対応し、ジャンプで店頭受付でしたっけ?

石野氏

法林氏:最初は東京23区、名古屋市、大阪市、神戸市に住んでいる人だけ。5000人を超える場合は抽選だけど、場合によっては無作為に選びましたとかいいつつ、実はちゃんと選んでいるという可能性はある。怖い感じ。

房野氏:基地局の設置のスケジュールはきちんと消化しているんでしょうか。最初のうち、地方ではauの電波を借りて、都心部では自前のアンテナでやるということで進んでいますが、8月には基地局整備が進んでいないという指摘が総務省から入りましたね。9月初頭の発表会では目標通りと言っていましたが、本当に大丈夫でしょうか?

石川氏:ダメでしょう。だって2020年3月末までに3000強の基地局を作るといっているのに、2019年9月時点で600弱しか稼働していなかった。

法林氏:もしかすると、直前になって一斉にドンってできる可能性はゼロではないけれど、普通はできない。

石野氏:あと、auから回線を借りるローミングエリアが、地下にも拡大していました。

石川氏:地下鉄は最初からローミングだと言っていたけれど、地下が知らぬ間に増えている。

石野氏:聞いたところによると、実は最初から決まっていたらしいです。言うほどの話じゃないってことで伏せていたとか。

法林氏:終電から始発の間しか工事できないので、地下鉄の工事は難しい。東京メトロや都営地下鉄が保守をする時間帯があるので、その合間にやる。今まで各キャリアさんたちが相当大変なことをしてやっているとおり、そんなに簡単にはできないんですよ。

石野氏:東京は地下街が結構多い。その辺が……。

石川氏:地下街もローミング対応なんでしょ?

石野氏:あれって全部じゃないですよね。

石川氏:いやー……たぶん対応すると思うけどな。

房野氏:地下は全部ローミングなんだと思っていました。

石野氏:どこまでやるのかな。あとビル内も。

石川氏:だったらもうauでいいじゃんって。本当に楽天は営業開始を避けるなら今しかないですからね。

房野氏:やめると言ってもいいんですか? それって可能ですか?

法林氏:いや、それはダメですよ。会社としてそれはダメ。

石野氏:もう引けないですよね。「やめる」っていうタイミングではなくなった。

石川氏:それか、始めて1か月で、「ごめん、年内でやめる」っていう。

法林氏:「ごめん、やめる」はできないですよ。相当、相当マズイ。

石川氏:でも、アイピーモバイルはやめるといって止めた。

石野氏:あれは会社が潰れちゃったから。

法林氏:楽天は生きているので。

石川氏:楽天モバイルがダメになっちゃえば言えるじゃないですか。

石野氏:そうなったら三木谷社長が首相に顔向けできなくなりますよ。

石川氏:「進むも地獄、退くも地獄」。

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