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大学農学部出身者の就職先ランキング、3位教育関連と製造業、2位農業・水産業、1位は?

2019.09.18

文学部や経済学部などと違い、農学部はどこの大学にもあるというわけではない。それゆえに、どんな授業があるのか、また、卒業生がどのような進路を歩むのかなど、謎に包まれている部分も多い。

そこで今回、そんな農学部の実態に迫るべく、2020年4月に農学部を新設予定の摂南大学による農学部出身者200名へのアンケート調査と、一般人400名を対象にした「農学部へのイメージ」を問うアンケート調査が行われたので、紹介していきたい。

関西女性の64%が農学部の新しい学び内容を知らなかった

近年、新設ラッシュが続く農学部では、農作物生産に関する学びに加え、幅広い知識を得る学問となっている。

一方で、一般人400名(農学部以外の学科を卒業した方)に対し、現在の農学部の学びに対する認知度について調査が行われたところ、 「どれも知らない」 と回答した人が52.8%と半数を超える結果となった。

特に関西女性の64%が「どれも知らない」と回答しており、全体平均から約12%も高くなっている。それとは逆に、最も農学部について理解していたのは、関東男性で、全項目に対して平均以上の理解があり、中でも「最先端技術(AI,ICTなど)の活用」の学びに対する認知度が高く、36%に上った(図1) 。

農学部出身者の入学理由に関する設問では、「農業にかかわらず、幅広い分野を学ぶため」 と回答した人が34%と最多だった。特に関西女性の割合が高く、全体平均より13%も高い結果となった。また関西女性は「動物や植物が好きなため」への回答も、他と比較して非常に高く、42.1%が回答している。それに対して関東女性では、「食について学ぶため(34.1%)」に回答した人が一番多い結果となった(図2)。

農学部に入学した関西女性の就職先で1番人気は「農業・水産業」!

農学部出身者が在学中に希望していた就職先について尋ねる調査が行われたところ、一番多かったのは「製造業(食料品・飲料品・日雑品のメーカー)」で21.0%だった。

関西女性の最多回答は「農業・水産業(31.6%)」、関西男性の最多回答は「官庁・自治体(19.4%)」となった。一方、関東では「製造業(食料品・飲料品・日雑品のメーカー)」を希望する人が最多となっているが、関東女子は「病院・医療業(9.8%)」も視野に入れていることが分かる。

農学部を卒業後の就職先についても尋ねる調査が行われたところ、一番多かったのは「製造業(食料品・飲料品・日雑品のメーカー)」で18.0%だった。

次いで「農業・水産業」が13.0%となっており、上位2つは希望の職種と同じ順位となっている。その他も入学時に希望していた就職先とあまり変化はなく、希望に近い就職ができていることを示唆する結果となっている(図4)。

農学部のイメージが正しく浸透していない!? 関東・関西ともに世間の農学部イメージと実態に「ズレがある」と回答

農学部出身者に対して、世間が持つ農学部に対するイメージと実態とのズレについて調査が行われたところ、73%が「ズレがある」と回答した(図5)。

これは農学部のイメージが“正しく”世間に浸透していないことを示唆しており、農学部出身者と世間にズレが生じていると考えられる。

またどういったイメージにズレを感じるかという質問に対しては、「時代遅れ」が一番多く、66.0%だった(図6)。

特に、関東女性は実に8割以上が「農学部は時代遅れではない」と考えていることが分かった(図7)。以下「将来に役立つ力を養えない」「就職に困りそう」「野外での授業が多く大変そう」の項目でも、実態とズレていると回答した人が多く、実際は「将来役立つ力が養える」、「就職に困らない」ことを示唆している。

「あまり稼げなそう」の項目では、関西女性の68.4%が「実態とズレている」と回答しており、卒業後の給与に満足していることがうかがえた。(図8)。

※摂南大学農学部調べ

【アンケート概要】
・調査主体 :摂南大学 農学部
・調査期間 :2019年7月23日 (火) ~7月25日 (木)
・調査対象者 :首都圏(東京、埼玉、神奈川、千葉)、関西圏(大阪、京都、奈良、兵庫)の10~60代の男女
(性年代均等割付400s、農学部出身者200s)
・調査方法 :ウェブでのアンケートを実施し、回答を分析
・有効回答数 :600人

出典元:摂南大学

構成/こじへい

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