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葉酸が豊富でサラダやピクルスにしてもおいしい!〝奇跡の野菜〟の異名を持つビーツの魅力

2019.09.22

みなさんはビーツという野菜を知っているだろうか? ロシア料理の“ボルシチ”に使われる野菜として有名で、また、近年は「奇跡の野菜」「食べる輸血」といった異名をとるほど栄養価が高いことで話題を呼んでいる。

今回はそんなビーツが9月のタネまきシーズンを迎えるにあたり、家庭菜園におすすめの品種や健康効果、食べ方などを紹介していく。

令和に流行る野菜ランキング4位にランクイン!

ヨーロッパでは昔から健康に良い野菜として食べられてきたビーツ。日本ではまだあまり馴染みのない野菜だが、近年は高い栄養価や色鮮やかな見た目が注目されている。

また、タキイ種苗が2018年に行った調査「平成最後の野菜の総括」の中の「2019年5月より始まる新元号に流行ると思う野菜は?」という質問では、スプラウト、パクチー(コリアンダー)、フルーツトマトに続きビーツが4位に入るという結果となった。

複数回答(N=310) 「 2018年 平成最後の 野菜の総括 」(自社調べ)

ホウレンソウの仲間の「ビーツ」

妊娠初期に積極的に摂取することが推奨されている

ビーツは、地中海沿岸地方が原産の根菜。カブに似ているが、実はホウレンソウと同じ仲間でヒユ科なのだ。ビーツの鮮やかな赤色と、ホウレンソウの根元の赤色は“ベタシアニン”というポリフェノールの一種によるもの。

ホウレンソウの根元の赤色と、ビーツの赤色は “ベタシアニン”によるもの

他にもビーツにはカリウムやマグネシウム、鉄など多くの栄養素が含まれていて、ビタミンB群の一種である葉酸が特に豊富。葉酸は胎児の発育に欠かせない栄養素なので、妊娠を望んでいる女性や妊娠の可能性がある女性、また妊娠初期には積極的に摂取するように推奨されている。食べ方はボルシチだけでなく、手軽にサラダやピクルスにしても美味しい。

薄く切ってサラダに

もちろん定番の『ボルシチ』 も

生育適温が 15~21℃と冷涼な気候を好むビーツは、春まきなら3月中旬~5月下旬、秋まきなら9月上旬~10月上旬にタネまきを行う。

ちょうどこれからが、タネまきをするのにいい季節だ。ビーツは栽培期間が比較的短く60~80日ほどで、栽培が簡単な初心者向けの野菜。プランターでも栽培ができるので、この秋は家庭菜園に挑戦してみてはいかがだろうか。

■ビーツのタネはタネじゃない?!

ちなみに、ビーツのタネは「種球(たねきゅう)」というタイプで、植物学上は「果実」になる。1つの種球の中に 2~3粒の真正種子が入っているのだ。

そのため、1つの種球から数本の芽が出ており、タネを播く時は2㎝間隔で播くのが良いだろう。成長過程で間引き作業を行い、最終的に株間が10~15㎝程度になるようにしていこう。

「種球」タイプのビーツのタネ

出典元:タキイ種苗株式会社

構成/こじへい

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