人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

アップルは「iPhone 11」シリーズでライバルのサムスン、ファーウェイを迎え撃つことができるか?

2019.09.16

 2019年9月10日、米サンノゼにおいて、アップルはSpecial Eventを開催し、最新のiPhone 11シリーズ3機種を発表した。新しいiPhone 11シリーズに対し、ライバルとなるファーウェイやサムスンはどのように迎え撃ち、スマートフォンの業界地図をどのように塗り替えることになるのだろうか。

 初の「Pro」を含むiPhone 11シリーズ3機種を発表

 一昨年、アップルは十周年を迎えたiPhoneのデザインを一新した「iPhone X」を発表した。昨年はiPhone Xのデザインを継承しながら、ディスプレイやカメラの仕様が異なる「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」の3機種を発表し、約一年間、世界中の国と地域で販売してきた。

アップルはiPhone 11シリーズを発表。9月13日から予約を開始し、9月20日に発売する

 今回発表されたiPhone 11シリーズは、昨年の3機種をそのまま継承する形のラインアップで、iPhone XRの後継となる6.1インチのLiquid Retina HDディスプレイ(液晶)を搭載した「iPhone 11」、5.8インチのSuper Retina XDRディスプレイ(有機EL)を搭載した「iPhone 11 Pro」、6.5インチのSuper Retina XDRディスプレイ(有機EL)を搭載した「iPhone 11 Pro Max」から構成される。それぞれの機種の仕様などについては、別記事を参照していただきたいが、iPhone 11はデュアルカメラを搭載し、6色のカラーバリエーションを揃えた普及モデルになり、すでにiPadなどでは使われている「Pro」の名をiPhoneでは初めて冠したiPhone 11 ProとiPhone 11 Pro Maxは背面にトリプルカメラを搭載し、動画撮影機能なども充実させるなど、まさに「プロ仕様」を意識したモデルになる。

 新しくなったiPhone 11シリーズには、アップルにとって、どんな思惑があり、今後、ライバルメーカーとの戦いはどうなっていくのだろうか。

グローバルでは苦戦が続くiPhone

 まず、スマートフォンのグローバル市場での状況を見ると、米国の調査会社IDCのレポートによれば、2019年Q1(第1四半期)のトップシェアは、Galaxyシリーズを展開する韓国のサムスンであり、これ猛追するのがここ1〜2年でアップルを抜いた中国のファーウェイだ。これに対し、アップルは一昨年あたりから徐々にシェアを落としており、苦戦を強いられている。なかでも昨年のiPhone XS/XS Max/XR発売以降はシェアの落ち込みが大きく、同社の業績にも影響が出ている。ちなみに、4位以下はシャオミ(Xiaomi)、日本にも製品を展開するOPPO、アジアや欧州で好調のVIVOなど、中国勢が続いており、アップルの3位の座を虎視眈々と狙っている。

 一方、日本市場においては、よく知られているように、各携帯電話会社の販売奨励金などによる積極的な後押しもあり、iPhoneの人気が非常に高く、半数近いシェアを獲得している。ちなみに、アップルのお膝元でもある米国でのシェアは、ここ数年、30%前後で推移しており、世界的に見ても日本でのiPhoneのシェアの高さは際立っている。

 そんなiPhoneがここ数年、ファーウェイに抜かれ、シェアを落としている背景には、いくつかの要因が挙げられる。たとえば、iPhoneと言えば、故スティーブ・ジョブスがさまざまなアップルの製品発表の度に使ってきた「イノベーション(技術革新)」というキーワードに象徴されるように、毎年のように、新機種に新機能を搭載し、市場をリードしてきた。しかし、近年は機能面でライバルメーカーに後塵を拝することが多く、もはや「iPhoneはイノベーティブではない」という厳しい評価を下す声も聞こえてくる。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年10月16日(水) 発売

DIME最新号の特別付録は「カラビナ付きマルチツール」!激動のエアライン、超便利な出張ギアを大特集!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。