
EOS C500 Mark II ※「CN-E85mm T1.3 L F」装着時
キヤノンは、映像制作機器CINEMA EOS SYSTEMの新製品として、デジタルシネマカメラ“EOS C500 Mark II”を2019年12月下旬より発売する。
新製品は、5.9Kフルサイズセンサーと新開発の映像処理プラットフォームを搭載したデジタルシネマカメラ。
ユーザーが撮影現場に応じて自由にカスタマイズできるモジュールデザインを採用しているため、拡張性に優れており、高品位な映像が求められる映画やドラマから、機動力が重視されるニュースやドキュメンタリーまで、幅広い映像コンテンツの制作に対応。
小型・軽量ながら5.9Kフルサイズセンサーによる高画質を実現
新製品は小型・軽量ながら、5.9Kフルサイズセンサーを搭載しており、最大で15+ストップの広いダイナミックレンジの実現により、明暗差の大きい環境でも、高画質な映像を撮影することが可能。
また、高速処理が可能な新開発の映像処理プラットフォーム「DIGIC DV 7」の搭載により、5.9K RAW/60Pおよび4K/60P記録を実現しているほか、2K/120P記録が可能だ。
CFexpress Type Bカードへの対応などで快適なワークフローを実現
映像の情報量を維持しながらデータサイズを軽くすることができるビデオフォーマット「Cinema RAW Light」を採用しており、外部レコーダーを使用せずにRAWデータを本体内部に記録することが可能。
また、動画データを圧縮し効率的に記録する「XF-AVC」に対応している。
記録メディアは、キヤノンのビデオカメラとして初めてCFexpress Type Bカードと、UHS-II 規格のSDカードを使用できる。
HDR方式は、放送やライブ配信に適した「HLG(Hybrid Log-Gamma)」と映画制作やネット配信に適した「PQ(Perceptual Quantization)」に対応している。
さまざまな撮影スタイルに対応できる優れた拡張性を提供
別売りのマウントキットを使用することで、撮影環境に合わせてユーザー自身でEFマウントから、EFシネマロックマウントまたはPLマウントに交換することが可能。
また、別売りの拡張ユニットを装着することで、複数台のカメラによる撮影や遠隔操作が必要なドローン撮影など、さまざまな撮影スタイルに対応できる。
EOS C500 Mark II オープン価格 2019年12月下旬発売予定
関連情報:https://canon.jp/
構成/DIME編集部
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