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夏から風邪っぽい症状が長く続いている人は「夏型過敏性肺炎」の疑いあり

2019.09.14

★医師がすすめるカラダにイイこと!  教えてDr倉田

秋も近づく中、まだ暑かったり涼しかったり、気温が安定しない日々が続いています。

暑い季節に盛り上がり、涼しくなると落ち着くものに、怪談話やお化け屋敷があります。子どもの頃はすごく怖かったのに、大人になって仕掛けや仕組みが分かると、案外怖さが薄れることありませんか?

今回は、暑い時期に起こるフシギで怖い病気「夏型過敏性肺炎」についてご紹介します。

この病気は以前、私の友人親族が過去に実際に罹っていたので記憶に残っています。

そもそも「夏カゼ」と「冬カゼ」は何が違う?

カゼの病原体は数百種類もあり、約90%がウィルスとされています。カゼは1つの病気ではなく、原因物体ごとに様々な種類のカゼがあると言えるでしょう。小児科の分野では、ヘルパンギーナ、手足口病、プール熱(咽頭結膜熱)が「夏カゼ」と呼ばれています。

咳や発熱、痰、のどの痛みなどをカゼの諸症状と呼びます。

暑い屋外とクーラーで冷えた屋内など、激しい室温差にカラダは曝されています。体力や食欲が落ちると、病原体の攻撃から身を守ることが出来なくなります。(季節によって流行する病原体は異なりますが)、冬に多いカゼ症状が夏場にも発生するのが「夏カゼ」と一先ず考えておきましょう。

子どもの頃に言われた「流した汗をしっかり拭かないで、涼むとカゼをひく」という大人たちの格言はなかなか正確だったと言えますね。

夏だけに発生する「夏型過敏性肺炎」はどう経過するか?

 「肺炎」という言葉は知っていても、「夏型過敏性肺炎」という病気は、聞き慣れないかもしれませんね。

「夏型」は、夏の期間(6~9月頃)にかけて発症し、冬には症状が消えてしまいます。

「過敏性」は、特定の物質によるアレルギー反応を指します。

 「夏の期間にだけ、ある物質に対するアレルギー反応で起きる肺炎」が「夏型過敏性肺炎」です。

「夏型過敏性肺炎」約600例を解析した医療機関によれば、「咳、発熱、呼吸困難、痰、悪寒、発熱」の順で症状が多かったようです。

 「夏型過敏性肺炎」がどういう経過を辿るかをご紹介します
(実際に起きたことを基に作り直しています)。

45歳、女性、職業:主婦、西日本在住。
201×年7月下旬から空咳、だるさ、微熱が出ていましたが、「夏カゼ」だと思い、放置していました。その後も咳と発熱が続くため、8月に入り病院を受診し、肺炎と診断。外来でお薬を処方されたものの、あまり良くならず、入院。
入院してお薬を投与され症状が軽くなったため、約2週間で退院。
ところが退院翌日、自宅(木造古民家)の掃除をしていた時、急に咳、発熱、息苦しさが出て、再び入院。

入院をしたら一旦症状が軽くなり、退院後に自宅に帰って、再び症状が出たことがポイントです。

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