
今年10月からの消費増税による節約志向の高まりで内食需要の拡大が予想されている。そんな状況下で注目されている商品を紹介しよう。また9月は防災月間ということもあり、非常食・備蓄食の新商品も誕生している。
増税による内食需要の拡大が予想される中、昭和産業は、お好み焼きやたこ焼きも、自宅で完結できる「魔法シリーズ」をぞくぞく発売。
本シリーズ第3弾の「おいしく焼ける魔法のたこ焼粉」は、初心者でも失敗なく、ふっくら・とろっとした“ふわとろ”食感のたこ焼きができる上に、独自配合で焼きやすさも実現した。また、フードロス問題にも配慮し、使いきりを考えた小分けパックになっている。
ホットケーキミックス関連商品として、使い切りポーションタイプの「コクと深みのケーキシロップ」も発売。自宅ホットケーキも従来のボトルタイプの使いきれないムダも解決する。
2019年8月29日、都内で行われた秋冬家庭用新製品発表会では、料理家・弁当コンサルタントの野上優佳子さんによる講演会、新製品を使った調理、試食会も開催された。
野上さんの講演では、「食材を無駄なく使う」「廃棄することなく備える」という2つのテーマについて掘り下げられ、備蓄については「ローリングストック法」が勧められた。
普段食べ慣れたものを、食べては買い足すのを繰り返すローリングストック法による備蓄は、備蓄という意味合いだけでなく、内食で済ませる節約にもつながりそうだ。