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2020年東京オリンピックの時期に人気が出そうな駅ランキング、3位東京、2位品川、1位は?

2019.09.11

現在、2020年の東京オリンピック開催に向けて競技会場がある街を中心に再開発が進んでいるが、リクルート住まいカンパニーが発表した『2020年の東京オリンピックの時人気が出ていそうな街ランキング』では競技会場に近い湾岸エリアから「豊洲」「月島」「勝どき」がトップ10にランクインしている。

また、競技会場ではないものの、多くの開発が計画・進行中の「東京」「渋谷」「田町」もランクインする結果となった。こうした大規模開発が行われている街はそれに伴い、新築分譲マンション価格も、東京でのオリンピック開催が決定した2013年と比較すると上昇している。特に1位の豊洲は、新築分譲マンション価格(70㎡換算)が2013年と比較すると約1500万円アップ、2位の品川では、約6000万円もアップしている。

それでは、調査レポートを抜粋して紹介しよう。

1位は湾岸都市開発の先駆け、豊洲

1位の豊洲は、東京オリンピックの会場が集積する有明エリアにも近く、再開発が進むエリア。2020年完成予定の「豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」では、オフィス、商業施設、ホテルなどが入居するミクストユースの大規模複合ビルが建設されている。既存の「ららぽーと豊洲」や「豊洲公園」、「豊洲シビックセンター」などとデッキやブリッジで接続される予定で、回遊性が高まりさらなるにぎわいの創出に期待がかかる。また、災害時に備えた帰宅困難者の一時滞在施設も整備される予定だ。

さらに、オリンピック後の2021年には「豊洲地区1-1街区開発計画」が完成予定で、豊洲駅前に48階建てのマンションを開発中。総戸数は1000戸を超え、スーパーマーケットと保育所を併設し、緑化空間も整備した複合開発となる。

そうした居住地の拡充に伴い、交通アクセスの向上も見込まれている。2018年11月に開通した環状2号線(※)は、東京都千代田区から港区、中央区などを経て江東区有明までのアクセスを向上させた。オリンピック時から、この環状2号線に東京初となる「BRT」と呼ばれるバス路線の走行も予定されている。また、これはまだ10~20年も先の構想であるが、銀座から臨海部をつなぐ地下鉄の整備の方針を都が発表している。もしこの地下鉄が完成すれば、豊洲を含む臨海部の価値はさらに高まるだろう。

※環状2号線…江東区有明を起点として中央区、港区、新宿区、文京区を経由して、千代田区神田佐久間町に至る全長約14kmの都市計画道路

ビジネス拠点として期待が高まる品川・田町エリア

高輪ゲートウェイ駅(PIXTA)

2位にランクインした品川と10位にランクインした田町は、国家的プロジェクトで注目が集まるエリアだ。羽田空港へのアクセスが良く、2027年に開業予定のリニア中央新幹線の始発駅となる品川駅。国や東京都は、品川駅~田町駅周辺を大手町や丸の内と並ぶ拠点と位置づけ、国際ビジネス・文化都市の形成を目指している。

その一環として、2018年に駅名が決定した山手線新駅「高輪ゲートウェイ駅」周辺での大規模開発が挙げられる。高輪ゲートウェイ駅周辺では、オフィス、商業施設、住宅などの開発が予定されており、2020年に暫定開業、その4年後に街開きをする予定だ。あわせて、隣接する京浜急行・都営地下鉄の泉岳寺駅もホームの拡幅やコンコースの拡張など大規模改良の計画があるほか、京急品川駅を地上化する計画も検討されている。これらの開発によって、品川・田町のビジネス拠点価値は、さらに上がっていくだろう。

1000戸級の大規模マンションが複数誕生予定の月島・勝どきエリア

7位の月島は、下町風情の残るエリア。そんなエリアがタワーマンション街に変貌しつつある。月島一丁目地区では 、「ミッドタワーグランド」 が2020年10月に竣工予定。さらに、月島西仲通り商店街(通称、月島もんじゃストリート)に面する月島三丁目北地区では、地上59階建てのタワーマンションが建設される。約1120戸の住宅のほか、低層部分には店舗や保育所、高齢者施設等が入る計画だ。このほかにも、佃二・三丁目地区では、老朽化した木造建築物も多く防災面の課題等から再開発計画として大規模商業施設・タワーマンション・ホテルを併設した複合施設の建設も視野に入っている。

9位の勝どきは、駅の拡張工事が進行中で、豊洲同様「BRT」などバス路線の整備も進んでいる。新橋から勝どき、晴海、有明を結ぶ予定で、オリンピック開催の2020年度はプレ運行を行い、2022年度には本格運行開始を目指している。選手村跡地のマンション「晴海フラッグ」から最寄りとなる晴海五丁目にも、停留所の建設が予定されているようだ。

さらに、交通利便性の向上に加え、勝どき~月島エリアで最大規模となる「勝どき東地区第一種市街地再開発事業」も計画されている。2028年度までに地上58階のタワーマンションを含む3棟の高層ビルが建設予定で、勝どきエリアのさらなる発展にも期待がかかる。

13位の有明にも注目

トップ10に入っていないが、13位の有明駅含む有明も注目のエリアだ。五輪後に1万5000席の規模のスポーツ・文化発信拠点となる「有明アリーナ」をはじめ、「有明アーバンスポーツパーク」や「有明テニスの森公園」など、数多くの五輪レガシーが今後の街づくりに活かされる。

すでに住宅や商業施設の開発も活発だが、新たにタワーマンションのほか、イベントホールやホテルなどを含む複合開発が計画されていて、知名度の向上や今後の人気上昇が見込まれる。現在、このエリアへの交通網がゆりかもめかりんかい線のみで都心からのアクセスに課題はあるものの、今後地下鉄構想や交通網整備にも期待がかかる。

構成/ino

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