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年間で換算すると3時間のロス!?キャッシュレス決済は現金決済よりも平均で●秒速かった!

2019.09.12

「キャッシュレス決済は早い」「現金は遅い」と社会全体からわが身に降りかかる「キャッシュレス>現金」の圧。言うほど、そんなに変わるものなのか?……と訝しんでいる現金派も多いに違いない。

そこで今回、株式会社ジェーシービーによる、現金、クレジットカード、非接触型、QRコードの4つの決済方法に関して、決済速度に関する実証実験が行われたので、その結果を紹介していきたい。

非接触型は現金より20秒速く、約1/3 の時間で支払いが可能

はじめに、実験の被験者100名を、25名ずつ現金、クレジットカード、非接触型(QUICPay)、QRコードの4つの決済方法で組分け、商品購入までにかかる時間にどれだけ差があるか計測が行われた。

図表 1.は実際の決済速度となっており、非接触型が8秒、クレジットカードが12秒、QRコードが17秒、現金が28秒という結果になった。

■図表1. 現金、クレジットカード(サインレス)、非接触型(QUICPay)、QRコードの決済速度の差

キャッシュレス決済(クレジットカード、非接触型、QRコード、3つの決済方法)の平均速度を、現金の決済速度と比較したところ、現金よりも16秒、非接触型に限ると20秒速く、決済速度に大きな差があることが判明した。

■図表2. 現金、キャッシュレスの決済速度の差

また、実証実験で明らかになった各決済速度の差をもとにした試算が行われたしたところ、以下の可能性があることが明らかになった。

現金からキャッシュレスに変えるだけで、自由に使える時間が年間約3時間増加!?

実験で明らかになった現金とキャッシュレスの決済速度の差をもとに、実生活に関連する試算が行われたところ、普段の買い物で決済方法を完全にキャッシュレスへ移行すると、自由に使える時間が年間約3時間増加する*1 ことが判明。

日常生活において、少しずつ現金からキャッシュレスに移行するだけでも、自由に使える時間の増加につながりそうだ。

*1以下の計算式に基づいて算出
現金とキャッシュレス決済速度の差(16秒)×日本人の1日あたりの平均買物回数(1.7回)*2×365日
=9,928秒→2.8時間≒3時間
*2本実証実験に伴い全国の 20代~60代男女の1日あたりの平均買物回数を調査、1.65回≒1.7回

キャッシュレス導入で、1店舗*3 あたりの労働時間は一日約4時間減少!?

実生活に関連する試算に続いて、従業員の労働問題など社会的な観点では、以下のような可能性があることが明らかになった。

前述の現金とキャッシュレスの決済速度の差をもとに、会計(レジ)担当者の労働量について試算が行われたところ、1日の会計(レジ)業務において、消費者の半数がキャッシュレスで支払いをすると、従業員1人あたりの労働時間は約 2時間減少。

消費者全てがキャッシュレスで支払いをすると、労働時間は約4時間減少*4 することが判明した。キャッシュレスの導入によって、従業員の労働量削減や人員不足の解消にも役立ちそうだ。

*3コンビニエンスストアの1日の来店数をもとに試算
*4以下の計算式に基づいて算出
1日のコンビニエンスストア来店数(848人、日本フランチャイズチェーン協会より)×現金とキャッシュレスの決済速度の差(16秒)
=13,568秒→3.8時間≒4時間

完全キャッシュレスへの移行で創出される時間は、1人あたり年間約12,000円相当の価値!?

最後に、日本経済にどのような影響があるのかについて試算が行われたところ、消費者が現金払いを続けると、日本全体では1日約22億円分、年間で約8000億円分の時間をロス*5 していることがわかった。

決済手段を完全にキャッシュレスへ移行することによって、時間が創出され、労働に充てた場合1人あたり年間約12,000円相当の価値となる可能性がある *6。

*5以下の計算式に基づいて算出
日本の就業者数(6747万人、労働力調査より)×現金とキャッシュレスの決済速度の差(16秒)
×日本人の1日あたりの平均買物回数(1.7回)×2(消費者側、店舗側のロス)=36.7億秒→101.9万時間≒100万時間
日本人の平均給与(420万円、民間給与実態統計調査より)
時給換算 → 4200000÷245*7÷8=2143円≒2150円
1日の損失額 → 100万時間×2150円=21.5億≒22 億
*6以下の計算式に基づいて算出
8000億円÷6747万人=11,902円≒12,000円

【実験概要】
実験名: 決済速度に関する実証実験
日時: 2019/7/22
対象者: 20~40代の男女(㈱GMO リサーチ、ジャパンクラウドパネルより採用)
手段: ①現金、②クレジットカード(JCB)、③非接触型(QUICPay)
④QR コード(代表的な QR決済サービスより 4種類を使用)
決済手段ごとに 25名

※原則、「レジ担当者の金額口頭提示」から「商品・レシートのお渡し」までを一会計として計測

出典元:株式会社ジェーシービー

構成/こじへい

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