
超高級トイレットペーパー「うさぎ」が爆売中。価格はなんと1ロールで500円!
1枚や、2枚重ねの商品が多い中、通常よりも薄い紙を3枚重ねて、ふっくら柔らかに仕上げている「うさぎ」。それにしても、これだけの理由でなぜ注文が殺到しているのだろうか?
そこで今回は、「うさぎ」が爆売れしている理由について探ってみた。
注文殺到で手に入らない!超高級トイレットペーパー「うさぎ」
「うさぎ」を販売している望月製紙は1966年創業以来、トイレットペーパーを中心とした家庭紙を製造。2000年ごろからは紙の柔らかさを追求した高級路線のトイレットペーパーに力を入れている。
5月31日に放送されたフジテレビ系の「さんまのまんまSP」で、俳優のムロツヨシさんが明石家さんまさんに箱入りセットをプレゼントしたのが理由として挙げられるのだとか。
また、同商品をさんまさんが自身の誕生日にマツコデラックスさんから毎年もらっていることや、嵐の松本潤さんがムロツヨシさんに誕生日プレゼントにもらって大絶賛したなどのエピソードも紹介された。
商品名は出なかったが、すぐにインターネット上で特定され一気に拡散。普段は1日平均約300人が訪れるという同社ウェブサイトに、放送から約3時間で約1万3千人が訪れ、「ゴルフ大会の景品に」「誕生日プレゼントに」と注文が殺到した。
翌日以降もひっきりなしに注文が入り、同社の製造は1日で約300個が限界のため、予約受け付けをいったん中止。現在人も製造ラインもフル稼働しているという。
偶然、放送を見ていたという森沢良水社長(63)は「まさか、うちの商品が出るとは思ってないから、びっくり」。妻で同社常務の雅代さん(59)も「トイレットペーパーが贈り物として認められたのがうれしかった」と喜び、「柔らかさには自信がある。試してみてほしい」とPRしている。
構成/ino