
キヤノンは、APS-CサイズのCMOSセンサーを搭載したデジタル一眼カメラの新製品として「EOS 90D」を9月中旬に発売する。価格はオープン。キヤノンオンラインショップでの販売価格はボディ単体が150,000円(税別)、EF-S18-135 IS USM レンズキットが197,500円(税別)。
「EOS 90D」は、2016年3月発売の「EOS 80D」の後継機種。キヤノンのAPS-CサイズCMOSセンサー搭載のデジタル一眼レフカメラにおいて最高となる有効画素数約3250万画素のCMOSセンサーと、映像エンジンDIGIC 8の組み合わせにより、ノイズの少ない高い解像感を実現する。
また、視野率約100%の光学ファインダーにより、リアルタイムに被写体の確認が可能。動く被写体に対しても優れた捕捉性能を発揮する「オールクロス45点AF」に加え、最高約10コマ/秒の高速連写を実現し、スポーツや動物など動きの速い被写体を快適に撮影できるとする。
さらに、約22万画素の新測光センサーと映像エンジンDIGIC 8により、ファインダー撮影時に被写体の顔を検知して追尾する「EOS iTR AF」を実現。顔検知により人物の合焦率が向上するとともに、動きの速い被写体でも高精度に追従する。
そのほか、各画素が撮像と位相差AFの両方の機能を兼ねる「デュアルピクセルCMOS AF」も搭載し、ライブビュー撮影においても、高速・高精度な合焦が可能なうえ、被写体の瞳を検知してフォーカスを合わせる「瞳AF」が、ライブビュー撮影時、サーボAF/動画サーボAF時においても使用することができる。
本体サイズは約幅140.7×高さ104.8×奥行76.8mm。質量は約701g(バッテリー、カードを含む)/約619g(本体のみ)。
製品情報
https://cweb.canon.jp/eos/special/90d/
構成/立原尚子