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「テレビ視聴メイン層」と「ネット視聴メイン層」の消費に対する意識の違い

2019.09.08

「毎日テレビを欠かさず見ている」という人もいる一方、「ネット動画で十分」という人もいる。

そんな異なる「人種」の視聴実態及び消費行動にフォーカスを当てたアンケート調査がこのたび、博報堂により行われたので、紹介していきたい。

ネットでの動画視聴は1日に1時間~1時間半がボリュームゾーン。テレビとネットで動画の視聴に使い分けの傾向

まずは、テレビ・ネット動画の視聴時間についての調査が行われた。

テレビでの動画視聴者は全体の94.7%。視聴時間のボリュームゾーンは「2時間~3時間」(19.5%)だったが、「5時間以上」も16.2%とヘビーユーザーも多く存在することがわかった。一方、ネットでの動画視聴者は全体の69.2%。

視聴時間のボリュームゾーンは「1時間~1時間半」(11.5%)だった。単純比較ではテレビ視聴の方が長いものの、ネット視聴においても相応の時間を費やしている実態が明らかに。

テレビとネットの視聴実態を2時間区切りで把握する調査が行われたところ、ネット視聴のピークタイムは「21~23時」(47.2%)だった。

一方、テレビ視聴のピークタイムは「19~21時」(64.7%)で、そのピークを維持した「21~23時」においても視聴時間はネットより長い傾向(58.8%)にあった。

それ以降、「23時~翌5時」の深夜帯においてネット視聴時間はテレビ視聴時間と拮抗しているという結果に。

平日/休日における1日の視聴時間の推移をみると、平日はテレビ視聴のピークが「5~9時」「19~23時」の2つの山があることに対して、休日は「7~23時」まで大きなひとつの山があり、平日の同時間帯に比べて3割以上多くテレビが視聴されていた。

テレビやネットのメディアイメージを尋ねる調査が行われたところ、テレビは「ざっくり知るのに便利」なメディア、ネットは「楽しい/面白い」「そこにしかない」情報が多いメディアというようにイメージに差があった。動画の視聴にあたっても、使い分けをしている傾向が伺える。

テレビ/ネット視聴時間の長短で分類したグループ間では、ネット視聴の実態に大きな差が見られる

本調査では、テレビ動画およびネット動画の視聴時間の分布を踏まえ、テレビ視聴については3時間/日、ネット視聴については1時間/日を境に区分された。

「テレビ視聴メイン層(テレビ視聴3時間/日以上、ネット視聴1時間/日未満)」「ネット視聴メイン層(テレビ視聴3時間/日未満、ネット視聴1時間/日以上)」「テレビもネットも層(テレビ視聴3時間/日以上、ネット視聴1時間/日以上)」「どちらもあんまり層(テレビ視聴3時間/日未満、ネット視聴1時間/日未満)」の4グループを規定。ボリュームを反映した性年代出現比率でウェイトバック集計を行ったうえで、視聴実態の傾向分析が行われた。

すると、「テレビ視聴メイン層」「ネット視聴メイン層」「テレビもネットも層」それぞれグループには特徴があり、ネット視聴に対する向き合いにも違う傾向が見られた。

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