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常に長蛇の列が!お城で登城記念に配布される「御城印ブーム」到来か

2019.09.08

限定御城印を求め長蛇の列

9月1日の朝、小田原城そばの、ふだんは人影まばらな広場に、数百人の人が並んでいた。

先頭は城の入口で、そこから年代も様々な男女が、長蛇の列を作っている。筆者も、その列に加わっている1人だ。

小田原城入口から行列が長々と続く

皆のお目当ては、城主であった北条早雲の顕彰500年を記念して、この日から販売される「御城印(ごじょういん)」だ。発行枚数は1519枚で、さらに「御城印帳」も500冊限定で販売される。

9時になり、城が開いて販売が始まる。1人で数枚買い求める人もいて、最後尾のグループは、自分の番が来る前に売り切れてしまうのではと、ハラハラしている。筆者もかなり後ろの方だったが、40分並んだ末に無事入手することができた。

聞くところによると、翌日には2300円もする御城印帳は完売、御城印は半分以上売れたという。

北条早雲の顕彰500年記念の「御城印」

今や120城を超えてブーム到来か

多くの人にとって、御城印は、はじめて聞く言葉だろう。これは、いわば御朱印のお城版。神社や寺を訪れた際に授与される御朱印の収集が、長らくブームになっているが、集客効果に目をつけた城下町の観光協会などが音頭をとって始めたものが多い。

実は、御城印の元祖は、約30年前にさかのぼる松本城だそうで、「天守閣登城記念朱印符」という名前で登城者に頒布されたという。下って、城ブームと御朱印ブームによって、頒布する城は少しずつ増え、昨年あたりから一気にブレーク。元号改正も手伝って、いきなり120城を超えるまでになった。

「そんなに城って、あったっけ?」と思うが、「御城印」を発行するのは、天守閣を備えた所ばかりではない。石垣など土台の部分しか残っていないが史跡として「城」とされている所や、城址までもが御城印を出すようになっている。

天守閣のない鳥取城跡が頒布する御城印(画像:鳥取市)

一方、豪壮な天守閣をかまえ、世界遺産・国宝の姫路城が御城印を出したという話は聞かないが、それ以外のいわゆる国宝5城のうち4城(彦根城、犬山城、松江城、松本城)は、御城印を発行している。特に、松江城は、松江城山公園に置いた自動販売機で筒入りの御城印が買えるなど、趣向を凝らして集客をはかっており注目の的だ。また、犬山城は、今年5月の令和改元を機に発売を開始し、ファンの心をつかんでいる。

国宝5城の1つである犬山城の御城印(画像:犬山市観光協会)

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