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日本の銀行はダサい?「フィンサム2019」で注目されたこれからの銀行のあるべき姿

2019.09.05

銀行業にはもっと商品や顧客体験を高めようというマインドが必要

 続いて銀行業の将来像やお金に関する価値観などについて、それぞれの立場に基づく意見が表明された。

 ワンフィナンシャルの山内氏は2001年生まれの18歳。将来を担う若者の代表として考えるお金の価値観は「体験」がキーワード。

「そもそも現在の金融サービスは、顧客の生活を考えて作られていない。日本の銀行はダサイという価値観を顧客が持っている」と山内氏は指摘する。

 またスティーブ氏も「銀行業はファシリテーションからオプティマイゼーションに変わらなければならない」と指摘する

「ファシリテーション」は物事を簡単に進められるようにすること。「オプティマイゼーション」は物事を最も効率よく進められるように改良することという風な意味がある。

 ここでいう物事とは車や家を買いたいといった顧客のニーズのことを指すと考えてよい。そのために銀行は単純にお金の貸し付けでサポートするような立場ではなく、貸し付けと共に顧客が最良な体験ができるようにする必要がある。というのがスティーブ氏の指摘だろう。

 金融商品や顧客の体験価値を高めようというマインドシフトが銀行には必要なのである。

 その上で村井氏は「銀行業の機能をどういうジャンルの企業が担うのかが、未来の金融サービスを作るのに重要な成功要因となる」と語る。

 こんな議論が飛び交うあっという間の1時間だった。

真の銀行業の姿は顧客に寄り添う手段を提供する黒子なのかも

 インターネット上に情報があふれて様々なデータを得られるようになって顧客満足の個人化が進んでいるのが現在の世の中。1人1人が個性ある価値観をもっているので、成功する銀行業は顧客のライフスタイルを理解して、ニーズに合った金融サービスを提供していかなければならない。

 そうなると顧客が求めている商品やサービスに対して、金融サービスを臨機応変に供給する役が適任。商品やサービスの供給者の後ろで、顧客がニーズを満たせるような金融サービスを提供する黒子として機能するのが真の銀行業なのかもしれない。

取材・文/久我吉史 撮影/篠田麦也

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