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あの頃これが欲しかった!安くて丈夫な庶民の足、ダイハツのオート三輪「ミゼット」

2019.09.15

 筆者がまだこの世にいない1950年代頃の「昭和」の時代。

 現代のように、中流家庭でも相当に貧しくない限り、誰でもお手軽簡単に自動車を入手出来る、なんてことは全くなかった、古き良き時代。

 お出かけ先への移動手段は、電車、バスが中心。通っていない場所へ行く場合は、徒歩か自転車かオートバイかに限られていましたが、手に持てない量の荷物を運ぶ必要があった場合、手に持てないので持ち運べませんでした。

 仮に自転車やオートバイに荷物を積むにしても、大した量は運べません。ど根性ガエルの梅さんの寿司の配達も、1件行くのがせいぜいです。

 しかし、1917年に前が2輪、後ろが1輪の自転車式貨物車(フロントカー)が登場しました。その後、車体の安定性の悪さを解消するために前が1輪、後ろが2輪の、「三輪自動車」いわゆる「オート三輪」が登場しました。オートバイの発展系とも言える車両の始祖がここに生まれます。この時期の「オート三輪」見た目はモロ、オートバイです。

マツダオート三輪

 ちなみに、1933年までは、なんと750CC以下の排気量の自動車は「無免許」でオッケーだったとか。現在の軽自動車の排気量より大きい車が、無免許でオッケーとは! 今のジョ~シキでは、とても考えられませんねえ……。何といってもオートバイから進化した「オート三輪」は、四輪自動車より安価に入手可能で、そこそこ荷物も積めたため、世間に広く広く広~く、普及したようです。

 しかし1947年に、小型自動車の無免許優遇措置は廃止されました! 安全対策のためには仕方ないですね。残念!

 そののち、オート三輪にひとつの転機が訪れます。1951年に施行された「道路運送車両法」にて、なんとオート三輪の車体幅や車体長、排気量の制約が撤廃されたのです! えええっ? ようするに、どんなに大きくて、どんなに大排気量のオート三輪でもオッケー! になってしまったのです。どんだけー!

 その結果、最大積載能力が2tになるオート三輪まであったとか。ほぼイマドキのトラック並みですね! しかも、車検が免除になる時期もあったそうです。すげええっ! 当時は何もかもフリーダムだったんですねえ。

 ……さすがに1955年、車体の大きさに制限がかかり、オート三輪ブームも一旦去ります。仕方ないですね!

 ……そんな中、1957年、国内自動車メーカーの雄である「ダイハツ」より、ひとつの画期的なオート三輪が登場しました。その機種の名前は・・・。「ミゼット」です!

ミゼットDSA型

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