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【開発秘話】シリーズ累計で43万個売れているリベルタ「カビダッシュ」シリーズ

2019.09.05

店頭で目立つことにこだわる

 競合する大手企業と差別化を図るため、見栄えにもこだわった。

 まずはパッケージデザイン。洗剤では珍しい紺と黄色を基調としたデザインは、男性に手に取ってもらうことを意識した。しかも、同じ色使いの紙製ケースに容器を収納。紙製パッケージは本来、必要ないものだが、店頭で目立つために採用した。

 店頭で陳列する際は、パッケージと同イメージのバックパネルを用意して全種類並べたほか、ビフォー・アフターがわかるような動画を売場で流すなどした。

『カビダッシュ』シリーズの店頭でのディスプレー例

 店頭で目立つことにこだわったのは、新規事業であることも関係した。「新規事業だと予算が少ないので広告を打つことはできませんから、店頭で目立つことで勝負するしかありませんでした」と石田氏は振り返る。

年末の大掃除商戦に向けラインアップを拡大

 2018年に入り、『カビダッシュ』シリーズはラインアップを拡大する。3月に〈デイリーカビ退治・防カビプラス〉の詰め替えパック、9月に〈ウェットクロス〉を発売した。

 中でもユニークな〈ウェットクロス〉は、浴室の天井掃除をやりやすくするために開発した。天井掃除に使うときはシートを装着したフローリングワイパーに噴霧して使うよう説明している競合他社の商品があったこともヒントにしたという。フローリングワイパーに装着できる大判サイズで、壁を拭き掃除するのにも最適だ。

ウェットクロス

 処方は基本的に、〈デイリーカビ退治・防カビプラス〉と同じ。シートの厚みや成分の含浸量を変えて試作しては、使いやすさを検証した。

 ラインアップは今後も増やす予定。現在、年末の大掃除商戦に向けて新商品を投入する計画だという。

取材からわかった『カビダッシュ』シリーズのヒット要因3

1.売場で目立った

 目を引くパッケージデザインの採用やビフォー・アフターの動画を流すなど売場で目立つ工夫を実施。目立つことに徹したことで、店頭で手に取ってもらえた。

2.独特の世界観

 競合する大手企業と違い、ユーザーをたまに風呂掃除をする男性に絞った。男性を意識したパッケージデザインにするなど、これまでの洗剤になかった独特の世界観を形成したところ、高い支持が得られた。

3.効果が高い

 いくら店頭で目立ち手に取ってもらえても、効果が高くなければリピートやクチコミ拡散につながらない。効果が高かったからこそ、店頭で目立つための工夫が奏功した。

 商品はつくって店頭に置いてもらっただけでは売れない。効果や使い勝手が優れたものをつくるのは最低限のことで、さらに売るための工夫が求められる。『カビダッシュ』シリーズのヒットは、この「当たり前」のことを突き詰めた結果と言ってもいいだろう。

製品情報
https://fan.liberta.net/item/ouchikirei/kabidash/

文/大沢裕司

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