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Z世代の若者は旅行中に何枚写真を撮っているのか?

2019.09.05

SNSのアクティブユーザーにとって、「旅行」と「映え」は切っても切り離せない関係にあることだろう。

では、特にSNSで積極的なコミュニケーションを行っていると思われる16~24歳、通称「Z世代」は、ソーシャルメディアとどんな関わり方をしながら旅行を楽しんでいるのだろうか?

今回、ブッキング・ドットコムによる世界の16~24歳計5,452名を対象にしたアンケート調査が行われたので、その結果を紹介していきたい。

旅行のインスピレーションはインフルエンサーのインスタグラムから

「百聞は一見にしかず」というように写真はどの世代にとっても有用な情報である中で、 特にZ世代の関心を集めるのが「#travel」(旅行)や「#inspo」(インスピレーション)などのハッシュタグと共にソーシャルメディアに投稿される写真だ。

世界のZ世代の54%、 そして日本のZ世代の34%は「旅行に関する投稿や写真をソーシャルメディアで見るのが好き」と回答。また、 旅行の行き先を決める上で「もっともインスピレーションを受けるのはソーシャルメディア」と答えた割合は40%(日本:29%)にものぼる。

Z世代のなかでも、 特に女性はインスタグラムを見ながら旅行先を考える人の割合が世界で47%、 日本で40%と高いことが明らかに。 これは世界平均(25%)はもちろんのこと、 日本の平均(16%)と、 ミレニアル世代(30%)をも上回る結果となった。

旅行先を決める上では、 45%(日本:27%)が「ソーシャルメディアのインフルエンサーによって影響される」と回答し、 35%(日本:24%)が旅行に関するおすすめ情報について「インフルエンサーを基本的に信頼している」と回答した。

Z世代の情報源となっているのはソーシャルメディアだけではなく、 世界のZ世代の35%(日本:30%)「映画やテレビで見た場所を訪れたくなる」と回答。

また、 33%(日本:30%)は「友達からのおすすめ情報を頼りにするな」ど、 ソーシャルメディアや映画・テレビ以外からも、 引き続き有用な情報源となっていることが分かる。

写真撮影の主な目的はソーシャルメディアへの投稿

インフルエンサーの影響もあるのか、 世界のZ世代の回答者の43%は「写真映えする場所に旅行がしたい」と回答。 日本でも38%のZ世代が同様に回答している。

また、 「旅行中に撮影した写真を必ずソーシャルメディアにアップする」と回答した割合は全世代で35%だったのに対し、 Z世代は42%にものぼり、 どの年代よりも高い数字となった。

「最後に行った旅行でどの程度写真を撮ったか」という質問に対しては、 日本のZ世代の23%が「1日10枚~30枚の写真を撮った」と回答し、 19%は「1日あたり50枚」も撮影していたことが明らかに。

初代デジタルネイティブ世代として生まれ育ったZ世代。「宿泊施設の設備・備品の中でもっとも重要視するのがWiFiだ」と回答した世界のZ世代の割合が55%にのぼる中、 日本のZ世代は、 62%とグローバルの平均を上回る結果になった。 特に日本のZ世代にとって、 ネットなしの生活に抵抗があることがうかがえる。

インスタグラムに依存しすぎない考えも

インスタグラムへの依存が見られる一方で、 ソーシャルメディア用の写真を撮ることに気を取られるのではなく、「その瞬間瞬間を楽しむことを好む」と答えた世界のZ世代の回答者は57%(日本:38%)にのぼるなど、写真をあくまでも旅行の「おまけ」として捉える考え方も見受けられる。

さらに、「体験」することを大切にするこの世代は、オフラインでの生活も重要視しており、50%(日本:38%)は「人々は旅行中にソーシャルメディアに気を取られすぎている」との考えを示している。

こうしたことから、Z世代がソーシャルメディアを楽しんでいることに間違いはないものの、 彼らがそれに熱中しすぎるあまり、 実際の旅行体験をおろそかにする心配は、今のところなさそうだということがわかった。

※本調査は世界29の市場、 16~24歳の計5,452名(日本、 オーストラリア、 ドイツ、 フランス、 スペイン、 イタリア、 中国、 ブラジル、 インド、 アメリカ、 イギリス、 ロシア、 インドネシア、 コロンビア、 韓国から各250名、 ニュージーランド、 タイ、 アルゼンチン、 ベルギー、 カナダ、 デンマーク、 香港、 クロアチア、 台湾、 メキシコ、 オランダ、 スウェーデン、 シンガポール、 イスラエルから各150名を含む)を対象にブッキング・ドットコム独自で行ったもので、 2019年5月1日~16日にオンラインで実施された。 別段の記載がない限り、 すべての調査及び回答者の選出はVitreous World社、 分析はKetchum Analytics社によって行われている。

出典元:ブッキング・ドットコム

構成/こじへい

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