人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

使ってわかった4万円台で買える人気スマホ「Xperia Ace」の本当の実力

2019.09.05

■連載/石野純也のガチレビュー

 ドコモの夏モデルとして発売され、ひときわ人気のスマートフォンがある。ソニーモバイル製の「Xperia Ace」が、それだ。この端末は、かつての「docomo with」に位置づけが近く、ハイエンドモデルの負担感を軽減する「スマホお返しプログラム」は対象外。一方で、元々の本体価格が4万8600円とXperiaシリーズの中では比較的安く、手に取りやすいのが特徴だ。

 「手に取りやすい」には、もう1つの意味がある。価格が心理的な話とするならば、Xperia Aceは物理的にも手に取りやすい端末だ。ディスプレイサイズは5インチとコンパクトで、大型化が進むハイエンドスマホとは一線を画す。側面は丸みを帯びているため、持ったとき、手にしっかりフィットするのもXperia Aceの特徴といえるだろう。

 ただし、この機種は、ハイエンドな機能を凝縮したコンパクトモデルではなく、いわゆるミドルレンジモデルだ。4万8600円という価格が実現できているのは、そのため。Xperiaというと、ハイエンドモデルのイメージが強く、日本ではその傾向が顕著だが、Xperia Aceは必要十分な機能にそぎ落とした端末といえる。そんなXperia Aceの実力を検証した。

ミドルレンジモデルで好調な売れ行きの「Xperia Ace」

コンパクトで上質、持ち運びやすいがベゼルはやや気になる

 手に取ったときの収まりのよさは、コンパクト端末ならではだ。フレームの金属が丸みを帯びているため、手のひらに優しくフィットし、持ち心地はいい。ハイエンドモデルの大画面化が進んでいる中、このサイズ感はXperia Aceの売りになる。残念ながら背面はガラスではなく、プラスチックだが、グラスファイバーで強化されているため頑丈さも十分。光沢感もあり、一見しただけだと、ガラスにも思える。

手にしっかりフィットするサイズ感

丸みを帯びたフレームが、持ち心地のよさに貢献する

 今回、レビュー用に借りたのはパープルだが、発色のいい紫ではなく、ペールカラーといえる薄い色合いで、カラーリングも上品な印象。写真で見る以上に、上質感のある仕上がりになっている。カメラが高機能化した結果、モジュールのサイズが大きくなり、凸型に飛び出した端末も増えているが、Xperia Aceは背面に対してフラットに収まっている。デザイン的には、ここも評価できるポイントだ。

背面はプラスチックだが高級感があり、カラーリングも上品

 一方で、前から見たときのデザインは、改善の余地がある。端的にいうと、少々古臭く感じてしまうのだ。理由は簡単で、ベゼル幅、特に上下のそれにある。昨今のスマホのデザインは、額縁をギリギリまで削るのがトレンド。各社とも、ディスプレイの映像を見る際に視界の邪魔となるベゼルを狭くし、画面そのものを持っているかのようなデザインを追求している。

 Xperiaを展開するソニーモバイルも例外ではなく、フラッグシップモデルの「Xperia 1」では、21:9でベゼルの狭いディスプレイを採用した。これに対し、Xperia Aceは上下の額縁が非常に広く、ディスプレイがフラットなため、左右のベゼルも目立つ。有機ELを採用し、左右をカーブさせた端末と比較するのは酷かもしれないが、どうしても旧世代感が出てしまうのは否めない。ミドルレンジモデルとはいえ、ここはトレンドを押さえてほしかったところだ。

 コンパクトモデルゆえの弱点かもしれないが、厚みも少々目立つ。ただし、USBはType-Cで、ハイエンドモデルやPCとも充電器を共有できるうえに、ハイエンドモデルでは省略されがちな3.5mmのイヤホンジャックも搭載している。フレームのシンプルさがそがれてしまうのは残念だが、SIMカードスロットも出し入れしやすい。誤解を恐れず言うと、パラメーターを、より実用性に振った端末といえるかもしれない。

底面にはUSB Type-Cを備え、3.5mmイヤホンジャックも搭載

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年9月14日(土) 発売

DIME最新号の特別付録は「デジタルスプーンスケール」!さらに激変するスマホの大特集に最新iPhone情報も!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。