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思考が前向きになるのはどんな曲?仕事の生産性を高める5つの音楽ジャンル

2019.09.01

 映画『ロッキー』のテーマ曲など、勇ましくヒロイックな楽曲を聴けば思わず気分が高揚してくるだろう。そして最近の研究では、勇ましい音楽によって実際に自分の考え方が前向きになりヤル気が引き出されることが報告されている。“音楽の力”は我々の感情だけでなく、思考にも大きな影響力を持っているのだ。

勇ましいヒロイックな曲で思考が前向きになる

 悲しい曲を聴けばやはり気分は哀しくなるのだろうが、いっそのこと悲しい曲で涙を流してしまったりもすれば、気分はスッキリするのかもしれない。そして実際に2014年の研究などでは、困難な状況に直面している者は悲しい曲を自ら選んで聴く傾向があることが報告されている。そして悲しい曲を聴くことで現在の困難な状況で自分を見失うことなく“立ち直る”ことができるというのだ。

 しかし単なる気分の問題だけでなく、音楽は我々の考え方にも影響を及ぼすのだろうか。ノルウェー・ベルゲン大学の研究チームが2019年7月に「Scientific Reports」で発表した研究では、実験を通じてヒロイックな曲と悲しい曲が人々の思考に及ぼす影響を探っている。

 62人の実験参加者は、いくつかのヒロイックな曲と悲しい曲の一部分を聴き、聴いた後に考え方が変化したかどうか、そしてどのような考え方になったのかを問う質問に詳しく回答した。また音楽鑑賞中には心電図を計測する機器が装着され心拍数が計測された。

PsyPost」より

 収集したデータを分析したところ、ヒロイックな曲と悲しい曲とでは、音楽が思考や気分に及ぼす影響が異なっていることが突き止められた。

 研究チームによれば、ヒロイックな音楽を聴くと人々はより肯定的・活動的になりヤル気が出て、建設的な考えを持つようになるということだ。一方で悲しい曲は、よりリラックスした気分にさせるものの、抑うつな考えを呼び起こす傾向があるという。

 困難でネガティブな状況の中にある人物は、これまでの研究では悲しい楽曲を選んで聴く傾向があることが指摘されているのだが、自分の意に反してヒロイックな曲を聴いてみることでより前向きで建設的な考え方になれる可能性を今回の研究は指摘するものになった。

 つまり何かネガティブなことがあり、部屋に戻って“泣ける曲”を聴きたくなったとしても、そういう気分であるからこそ勇ましい楽曲を聴いたほうがより前向きになれるかもしれないのである。

 音楽が気分や思考に与える影響についてはまだまだ研究が必要とされていて予断を許さないものではあるが、前向きな考え方になれるテーマ曲やサウンドトラックなどを“そういう時”のためにあらがじめ探してみておいてもよいのかもしれない。

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