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スマホ時代だからこそ考えたい!退屈がもたらす5つのメリット

2019.09.01

 親しい仲であるほど、面と向かって会っているのについついスマホに手が伸びてしまうのかもしれない。こうした“悪癖”は、その当人の退屈のしやすさに起因していることが最新の研究で報告されている。

退屈しやすさとファビング習慣に強い関係

 目の前にいる人物を一時的にないがしろにして、スマホをはじめとするモバイル端末を手持無沙汰に操作する行為はファビング(phubbing)と呼ばれ、今日の社会の中ですっかり広まってしまっている感もある。しかし今一度確認しておきたいのは、基本的にファビングはきわめて失礼な行為であるということだ。

 オーストラリアのチャールズスタート大学の研究チームが先日、「Journal of Technology in Behavioral Science」で発表した研究では、退屈しやすい性格特性がファビング習慣に結びついていることを結論づけている。

 常にSNSなどの情報に触れていないと不安になる心理については、“依存症”という観点からいくつもの研究が行われているが、研究チームはこの現象についてもっと他愛のない“退屈”という切り口でそのメカニズムを探った。

PsyPost」より

 研究チームは352人のスマホユーザーを対象にオンラインでファビング習慣の実態について詳しく聞き出し、加えて退屈しやすさ測定する心理テスト(Short Boredom Proneness Scale)に回答してもらった。退屈しやすさを測定するテストとは、たとえば「楽しめることは少ないと思う」や「自分がその気になるには多くの刺激が必要だ」というステートメントに同意するかどうかといった内容だ。

 収集したデータを分析したところ、年齢や地理的条件を考慮した場合においても、退屈しやすい性格特性がファビング習慣と強く関係していることが突き止められた。

 これまでの研究ではファビング習慣は依存症や中毒などに関係する病的なものと見なされてきた嫌いがあったが、退屈というもっと“カジュアル”な理由でも起こり得ることがわかったのである。

 とすれば可能性としては単なる性格特性だけの問題ではなく、今や現実の人的交流よりもオンライン上での交流のほうが刺激的で楽しいと感じている者が多くなっているのかもしれない。そうであるとすれば今後ますますファビングが普通のこととして広まる可能性が出てくるのは気になるところだ。

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