人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

企業の業績、輸入品価格、金融商品取引、為替レートが我々の暮らしに与える影響をおさらい

2019.10.21

『為替レート』は新聞やニュースでよく出てくる言葉です。海外ブランド品の購入や旅行に行くときに為替レートを知っていると得をする機会が多くなります。為替レートについて、変動する理由や生活への影響を具体的に紹介します。

為替レートとは

為替レートは日々変動するため、新聞やニュースで毎日取り上げられます。そのためニュースを見る習慣のある人には馴染みの深い言葉でしょう。

為替レートを知ると日常生活で色々と得をすることが多くなります。これを機に為替レートの概要や仕組みについて学んでみてはいかがでしょうか。

異なる通貨を売買する際の交換比率

為替レートは、外国為替市場で通貨を交換する際の比率のことです。

日本でもっとも馴染み深いのは『米ドル/円』でしょう。1ドル105円という比率なら、例えば海外旅行や通販で3ドルの商品を買うのに、315円が必要ということになります。

日本は変動相場制を採用

日本で採用されている交換方式は『変動相場制』です。変動相場制の中では、通貨の需給によって常に交換比率が変動しています。

経済ニュースや国策が発表される際に大きく動くことがあり、海外で取引をする企業や個人投資家にとって、非常に重要な指標です。

第二次世界大戦後しばらくは1ドル=360円の固定相場制でしたが、1973年、変動相場制に移行しました。

為替レートが変動する仕組み

変動相場制によって、為替レートは常に変動していることは解説しましたが、レートは実際にどのように決まっているのでしょうか?

為替ルートが変動する仕組みについて解説します。

レートは需要と供給のバランスで決まる

為替レートも量販店で売られている日用品も考え方は同じです。お店に並んでいて売れない商品は徐々に値段を下げていき、最終的に特売セールなどを行うかもしれません。逆に買う人が多くて売り切れ続出のような状態になれば価格は高騰します。

為替レートも同じで、円が欲しい人が多く、円を買う人が多ければ円の価値があがり、逆に円が売られれば円は下がります。

需要と供給のバランスでレートが決まっていることを覚えておきましょう。

円高、円安を例に簡単に解説

よくニュースでは『円高』『円安』という言葉を使います。円高とはその名のとおり円の価値が為替市場で高い状態、円安はその逆に価値が下がっている状態のことです。

「円の価値があがれば日本にとってよいことではないか」と考えてしまいがちですが、必ずしもそうとは言えません。

例えば、1ドル100円のときにアメリカに10万ドル分の商品を輸出したとします。このとき、輸出した企業の儲けを日本円にすると10万×100円で1000万円です。

では、これが円高になって1ドル80円のときに同じ取引をしたらどうでしょうか。10万×80円で800万円と、利益が200万円も少なくなります。

円高になると輸出企業の儲けが少なくなり、逆に円安になると輸入企業の儲けが少なくなるのです。

需給関係に影響を与える要因

需給関係に影響を与える要因は、大きく三つあります。

一つ目は経済的な要因です。経済状況のよい国の通貨は、将来さらに価値が高まることが期待されて通貨が高くなります。逆に経済的に悪化しそうな国の通貨は、売られるために価値が下がっていくのです。

二つ目は投機です。FXなどを利用し、通貨の買値と売値の差額によって儲けるような企業や個人投資家がいます。彼らが大量の取引を繰り返すことによって、通貨の価値が変動するのです。

そして三つ目が地政学的な要因です。戦争やテロ、クーデターや経済恐慌などが起きると、その国の経済状況が悪化することが懸念され、その国の通貨が大量に売られます。

これらの要因によって、通貨の価値は変動を繰り返しているのです。

為替レートが与える影響

最後に、為替レートが私たちの日常に与えている影響について解説します。

企業の業績

先述のとおり、円高になれば輸出企業の利益が下がり、円安になるとあがります。何百億円と取引をするような大企業にとって、為替レートの影響は無視できません。0.1円違うだけで何億円という利益が変わってきます。

そのため、輸出入を扱う企業では、為替レートの動きを予測する専門家を雇っていることも珍しくはないのです。為替レートの変動が企業の業績に与える影響額を『為替感応度』と呼び、公表している企業も多くあります。

輸入品の価格変動

海外輸入製品の価格に大きく影響します。海外ブランドのバッグや洋服だけではありません。ガソリンや果物の価格など、身近なものに対しても為替レートは影響を及ぼしているのです。

企業が輸入している木材や金属、ゴムなどの素材も同じです。日本では生活必需品や資源の多くを海外に頼っているため、輸入品の価格変動が与える影響は決して無視できません。

金融商品の取引

通貨そのものや、外国株などの金融商品の価値にも影響をもたらします。

特に通貨売買時の差額によって利益をあげるFXでは、為替レートは利益・損益に直結します。ほんの数秒間の差額で利益を出すスキャルピングという取引方法も存在するほど、FXでは為替レートは重要です。

外国株の購入や外貨建て預金も、円高のときの方が有利になります。特に円高のときには『日本国債』が、人気になると言われていて、購入する人が多くなるようです。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年11月15日 発売

DIME最新号の特別付録は「スタンド一体型簡易スマホジンバル」!今年から5年先のトレンドまで丸わかり!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。