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どうやったら回避できる?FX取引での損失を防ぐ「ロスカット」の仕組みと計算式

2019.10.18

FXでの取引経験がある人には『ロスカット』は馴染み深い言葉でしょう。ロスカットが何にために行われるのか、ロスカットの発生条件を知っておくことは損失を抑えることにもつながります。ロスカットの仕組みや計算方法について確認しましょう。

ロスカットとは

FX取引では一定以上の損失を抱えた場合に、取引者の意思にかかわらず強制決済されてしまいます。

これを『ロスカット』といいます。所有している外貨が勝手に決済されてしまうことに不快感を覚える人もいるかもしれませんが、ロスカットは取引上必要な措置です。

なぜ、ロスカットは必要なのでしょうか?ロスカットの役割や注意点について、まずは見ていきましょう。

信用取引で損失の拡大を防ぐ仕組み

FXの世界では口座に入金しているお金を担保に、実際に口座に入っているお金の何倍もの金額をも動かし、取引することが可能です。

この仕組みを『レバレッジ』といいます。2019年9月現在、最大レバレッジは預けた金額の4倍です。レバレッジを使うと、10万円をFXの証券口座に預ければ、40万円を有しているものとして取引できます。

利益も4倍ですが、損失が出るときも4倍に膨らみます。当然、40万円分の取引をしていれば損失が10万円を超えることもあり得るのです。

そのようなことにならないように、一定以上の損失が出た場合にそれ以上損失が膨らまないように強制的に取引を終了させるのが、ロスカットの役割となります。

追証との違い

『追証(おいしょう)』はロスカット同様に、取引で損を出したときに発生します。損失拡大によって、口座に入っていなければならない最低金額を割り込んでしまったときに、決められた期日までに割り込んでしまった分のお金を口座に振り込むという制度です。

もし不足分を決められた期日までに入金できない場合は、所持している外貨をすべて売却されてしまいます。ロスカットは損失拡大防止のための強制決済、追証は証拠金の補填と覚えておきましょう。

損失を防げない場合もある

世界的な経済ニュースの発表の際などには、ほんの1秒の足らずの間に外貨の価値が何倍、あるいは何分の1に変動することがあります。こういった変動の際に外貨を持っていると、ロスカットによる処分が間に合わずに、口座残高がマイナスになってしまうケースもあるのです。

そのため、アメリカの大統領選挙などの大きな変動が予想される場合は、あらかじめ持っている外貨をすべて処分しておくなどの対策をしておいた方がいいでしょう。

ロスカットの計算式

FXを取引する上では、自分の持っているポジション(外貨の持ち高)がいくらでロスカットされてしまうのかを知るのは前提といってもいいでしょう。

ロスカットがいくらで発生するのか、計算式を解説します。

証拠金維持率が基準を下回ると発生

レバレッジを利用した取引では、『口座に最低このぐらいのお金がないと取引をさせませんよ』という最低金額が決まっています。これを『必要証拠金』といい、必要証拠金に対する口座に入っているお金の割合を『証拠金維持率』というのです。

この証拠金維持率が、証券取引会社の決めた基準を下回った場合に、ロスカットが行われます。

ロスカットラインは会社ごとに異なる

ロスカットラインは会社ごとに異なります。証拠金維持率が50%を下回った場合に発生する証券会社があれば、100%でも発生する会社もありますし、取引前に設定しておく会社もあります。

そのため、ロスカットラインを知るためには自分が証券口座を作った証券会社のホームページなどで確認が必要です。

維持率の計算式

証拠金維持率は『有効証拠金÷必要証拠金×100』という計算式で求めます。まず、必要証拠金の求め方ですが、取引額をレバレッジの倍率で割った値です。例えばレバレッジ4倍で100万円の取引をするのであれば、必要証拠金は25万円になります。

この場合に100万円のお金が証券口座に入っていれば、証拠金維持率は100÷25×100で400%という計算です。

ロスカットを避ける方法

ロスカットを避けるにはどうすればいいのでしょうか?あらかじめ行っておくべきことを解説します。

レバレッジをかけすぎない

国内の証券取引会社ではレバレッジは規制されて最大4倍となっているため、かつての400倍までかけられた時代と比べればそこまで多くロスカットが発生することはありません。

しかし外国の証券会社を使えば、未だに100倍以上のレバレッジをかけることも可能です。

利益を出すためにレバレッジをかける人がいますが、資金が潤沢でないのにレバレッジを多くかけても、その分必要証拠金が必要になるため、ちょっとした値動きで簡単に追証やロスカットが発生するようになります。

自分の資金に見合った取引をすることが、長く取引を続ける重要なポイントです。

自分のルールを決めておく

株やFXの世界には『塩漬け』という用語があります。これは、損をしているにもかかわらず「いつか値上がりするかもしれない」と処分せずに持ち続けている状態を指します。

相場取引の世界では、売却するまでは損が確定しないため、しばしこのようなことが発生するのです。しかし、その間にも追証は発生しますし、資金が動かせないので新たに取引することもできません。そのままロスカットになってしまえば大損です。

そこで「損益が○%に達したら売却する」という自分の中で明確なルールを決めておくことが、ロスカットを防ぐのに有効です。相場が自分の読みと違う方向に動いたらいったんポジションを手放し、新らしく取引をはじめましょう。

★本記事はFXへの投資を進めるものではありません。

★FXの売買はリスクを理解した上で、自己責任でお願いします。

文/編集部

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