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「ネットならではの〝ライブ感〟を楽しんでほしい」人気漫画アプリ・マンガワン編集長が語る漫画とビジネスの親和性

2019.08.30

 人気漫画アプリ「マンガワン」では来る8月31日、全作品が無料で読み放題になる前代未聞のキャンペーンを実施する。そんな大イベント開催に先駆けて、その意義やウェブならではのマンガ制作の現場を「マンガワン」編集長の和田裕樹氏に聞いた。

「マンガワン」とは?

 曜日ごとに毎日更新、いつでも1話から最新話まで全話公開、常時100タイトル以上が楽しめる漫画アプリ。毎日8話分が無料で楽しめる上、今なら初回最大50話分無料でマンガが読めるキャンペーンを実施している。累計ダウンロード数は1800万超、1日に約120万人が利用するモンスター級の人気を誇る。8月31日(土)0時~24時の24時間限定でアプリを完全無料開放する「マンガワン祭り」の開催を発表。

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「マンガワン祭り」の詳細はコチラ

マンガを楽しんで、海賊版問題についても正しい知識を持って欲しい

「『マンガワン』は1年365日、毎日作品を更新しています。常に新しいものを提供できてはいるんですが、どこかメリハリがなくなってしまうのも事実。そこで夏休みのタイミングで何かやりたい。アプリの中でライブ感あるお祭り的なことをやってみたい。それが今回のイベント、『マンガワン祭り』の発端です」と語るのは、先のお盆進行と闘う成田氏をはじめ、全16人の編集部員をまとめる和田裕樹編集長だ。

「マンガアプリなので、イベントは基本的にマンガに関連したものがいいというアイデアは出たんですが、それだけでは我々がやる意味がない。これを機に海賊版問題について正しい知識も持ってもらう。ふたつをセットで行なえれば意味ある祭りになるのでは? そこで作家さんたちに了解を得て、31日はすべての作品をタダで読めるようにした上で、我々の海賊版問題に対する考えを皆さんにお伝えする場も設けようということになったんです。『マンガワン祭り』の特設サイトには『マンガワンから皆様へ、少しだけ真面目な話をさせてください。』として編集部からのメッセージが掲載されています。この機会にぜひご一読いただき、皆さんにも海賊版問題について少しでも知っていただければと思います。

 基本的に『マンガワン』は1日8話まで無料で読めるんですが、それを超えて読みたいとなれば、チケットを購入してもらう仕組みになっています。ですが、31日はその制限もありません。学生の皆さんは宿題さえ終わっていれば、1日ずっとマンガを読み続けることもできるし、新しい作品に出会うこともできます。もちろん、夏休みの宿題の追い込みを妨害してやろう! なんてつもりは全くないです。30日までに宿題を終わらせてしまいましょう、というのが裏のメッセージということで(笑)」

ライブ感あるイベントとは?

「今回のイベントに限らず、“ライブ感”は、編集部としてすごく大事にしているものなんです。本来的にはマンガってひとりで読むか、隣の人とか周りの人と読むのがせいぜい。ですが、1日に120万人がアクセスする『マンガワン』だと、0時の新作更新のタイミングでその作品を楽しみにしていた何万、何十万の人が同時に読み、リアルタイムでその感想をコメントしていきます。みんながワーッと書き込んだものを見て同じ感想だ、全然違う、このシーンにはそんな意味があったんだとその人の解釈に感心することもあるし、逆にこのコマはこういう意味なんだと多くの人に教えてあげることもできる。ひとりで読んでいるだけでは絶対にできないような心の動きを、読んですぐに味わえる。これがライブ感だと思うんです。31日は、このライブ感ある祭りがいたるところで発生してくれるのではないかと今から楽しみです」

大人にこそ読んでほしい?

「先ほど宿題を終わらせてから…と言いましたが、子供向けの作品ばかりではありません。

『マンガワン』の作品群は、大きく3つのカテゴリーに分けられます。少年マンガと女性マンガ、そして大人向けのマンガです。中でも少年マンガは、主人公が冒険して、闘って、成長していく。その様子に読み手は手に汗を握ったり熱くなったりと、エンターテインメントとして一番わかりやすいんですね。日々神経をすり減らして仕事をしている大人の方には、理屈向きでスカッとする少年マンガを読んでほしい。頭の疲れがほぐされる感じがあるはずです。

 それだけじゃありません。『マンガワン』には女性向けのマンガもあります。ユーザーの男女比がだいたい男性7:女性3くらいなので、少女マンガとはいえいわゆる瞳キラキラ的な作品がなく、男性読者にも違和感なく読んでもらえる内容のものを揃えています。中身は女性向けなので、物語の中で女性はそういう考え方・感じ方をするんだという発見もあるはずです。ひとしきり読んでもらうと、女心のわかるモテる男に変身できているなんてことも(笑)。
 大人向けマンガには、ビジネス的な内容のものや啓蒙的なものも当然あります。読めばストレートに仕事に役立つことがあるかもしれません。

 ところで『マンガワン』には手塚治虫先生の作品をはじめとした名作もアップされています。今ヒットしている作品たちの原点だけあって、読むとやはり面白いんですよね。だからといって古典としてアップしているわけではないんです。大人の方ならあの時のマンガだ!とか、また読みたいと思っていたんだ!と読みたくなるだろうし、初めて読む人にとっては新作になるわけです。どちらにせよ、現代においても面白く読まれる作品であるというリスペクトがあるからこそ、名作もアップしています。少年・少女、大人にも面白い作品が揃うのが『マンガワン』なんです」

『マンガワン』だからこそのヒーロー誕生も近い!?

「先ほど、1日のアクセスが約120万人だと言いましたが、これはだいたい日本の人口の1%なんですよね。実に多くの人が読みに来てくれているんです。

『面白かった』『続きが気になる』と言った彼らの書き込みは、もちろん作家さんや我々編集者の励みになります。それだけではなく、0時の更新に合わせて読んだ方のひとつひとつの書き込みが、次の読者を呼び、その方の書き込みがまた次の……と気が付けば一夜でスターダムにのし上がる作品、作家が出てくる可能性だって大いにあるんです。今回のイベントは当日掲載する全ての作品を無料で読めるので、もしかしたらそういう作品が出てくるものになるかもしれません。

 この夏最後の祭りで、しかも歴史の目撃者になる可能性もあるんです。いつもご覧になってくれている読者はもちろん、まだ『マンガワン』を見たことがない人も、ぜひ8月31日は『マンガワン』に注目してください!」

8月31日は24時間完全無料!!「マンガワン祭り」の詳細はコチラ
https://app.manga-one.com/event/fes2019

 

マンガワン編集長 和田裕樹氏
入社後月刊「コロコロコミック」編集部に10年在籍した後、週刊「少年サンデー」編集部に異動。5年間在籍した後、「マンガワン」編集部へ、今年から編集長として活躍。

取材・文/武内慎司 撮影/高橋宗正

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