人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

NISAのメリットとデメリットは?積み立てNISAとの違いは?投資初心者にわかりやすく解説

2019.09.29

『NISA』は、個人投資家向けに運用されている少額投資用の非課税制度ですが、内容が分かりにくいという人も多いのではないでしょうか。NISAの概要やメリット・デメリット、2018年に新しく開始された『つみたてNISA』との比較を解説します。

NISAとは?

個人投資家にとって大きな節税効果が期待できるNISAとはどのような制度なのか、概要や利用条件を解説します。

少額投資用の非課税制度

『NISA(ニーサ)』とは、2014年1月に開始された、個人投資家向けの税制優遇制度です。

通常、公募株式投資信託や上場株式などの金融商品に投資をした場合、これらの売却後に得た利益や受け取った配当金には、合計約20%の所得税や住民税などが課されます。

しかし、NISAを利用すれば、毎年120万円を上限に、定められた投資額に対し、そこから得られる利益が非課税となります。

イギリスで既に導入されていた税制優遇制度『ISA(Individual Savings Account)』をモデルとし、『Nippon』の頭文字を合わせて『NISA』という愛称が付けられました。

NISAを利用するための条件

NISAの利用に関し、押えておくべき主なルールを以下に示します。

  • 利用できる人:日本に住む20歳以上の人
  • 非課税対象:上場株式・株式投資信託への投資から得られる譲渡益・配当金・分配金
  • 取引できる口座:1人1口座のみ
  • 非課税投資枠:毎年120万円を新規入金額の上限とし、最大600万円
  • 非課税期間:最長5年間
  • 投資可能期間:2014年~2023年

NISAのメリットとデメリット

NISAは非課税というメリットがフォーカスされがちですが、デメリットの影響も決して小さくない制度です。主なメリットとデメリットを理解しておきましょう。

利益が多いほどお得になる

NISAでは、毎年の新規投資額における上限が120万円までとされていますが、非課税の対象となる収益には上限が定められていません。

つまり、投資から得られる収益が無制限に非課税となるため、利益が多いほど本来課税されるはずの金額も多くなり、結果として得られる恩恵もより大きくなります。

例えば、120万円の新規投資を行い、150万円と180万円で売却した場合を比較すると、それぞれの譲渡益は30万円と60万円です。

NISA以外の口座では、約20%にあたる約6万円と約12万円が、それぞれ課税分として差し引かれますが、NISA口座なら双方共に譲渡益を全額受け取れるため、得をする分も金額にして約2倍となります。

損益通算ができない

NISAでは、利益が多いほどメリットも大きくなりますが、損益通算ができないため、損失が発生している場合はNISAの利用がデメリットにつながる可能性があります。

例えば、NISA以外の課税口座で30万円の利益が発生し、NISA口座で30万円の損失が発生していたとしましょう。

この場合、損失が発生した口座がNISA以外の課税口座であったなら、利益と損失を相殺する損益通算ができるため、税金は発生しません。

しかし、NISAでは損益通算ができないため、30万円の利益に対する課税が必要となり、NISAを利用したことで本来支払わなくて済んだはずの税負担が増えてしまったことになります。

新しくできたつみたてNISA

2018年1月から新しくスタートした『つみたてNISA』は、投資により得た利益に税金がかからない点は一般NISAと同じですが、いくつか異なる点もあるため、違いを理解し運用することが重要です。

年間40万円で最長20年口座が使える

一般NISAでは年間120万円まで投資が可能であるのに対し、つみたてNISAでは投資可能額の上限が年間40万円までとなっています。

また、一般NISAは非課税投資期間が原則5年間であるのに対し、つみたてNISAでは最大20年間まで延びています。

一般NISAでロールオーバーしなければ、最終的な累計積立可能額は、一般NISAの600万円に対し、つみたてNISAは800万円と逆転する点も、双方における大きな違いの一つです。

つみたてNISAは、少額ずつこつこつと投資できるため、手軽にお金を増やせる可能性を得られるといえます。

投資先は一般NISAよりも限定される

一般NISAとつみたてNISAでは、投資対象が異なることも大きな違いの一つです。

一般NISAの場合、口座開設した証券会社が取り扱う金融商品なら、株・投資信託・ETFなど、ほとんど全てのものに投資できます。

一方で、つみたてNISAの場合は、投資可能な対象銘柄が、「長期投資に向いている」など金融庁が定める一定の基準を満たすものだけに限られています。

選択肢が少ないことも含め、投資初心者にとっては、つみたてNISAの方が投資先をより選びやすくなるともいえるでしょう。

ロールオーバー制度はない

一般NISAの場合、非課税投資期間の上限5年間が終了した後も、翌年の一般NISA非課税投資枠へ移す『ロールオーバー』を行うことで、合計で10年間に延長することが可能です。

しかし、つみたてNISAにはロールオーバー制度がなく、非課税投資期間の上限は20年間に固定されています。

なお、一般NISAでロールオーバーした場合は、売却していない資産を6年目の新しい口座に資産移管することになるため、6年目に新規投資できる上限は、移管した金額分だけ120万円から下がることになります。

文/編集部

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年11月15日 発売

DIME最新号の特別付録は「スタンド一体型簡易スマホジンバル」!今年から5年先のトレンドまで丸わかり!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。