
スポーツ系オモチャの先駆けが新登場!
筆者がまだ生まれていない、1950年代~の「昭和」の時代。
現代のように、子どもたちがスマホでインドアでずっと遊ぶこともなかった時代。
当時の子どもたちは、家に閉じこもることもなく、表で元気で仲良く遊んでいました。
今では遊ぶための公園も少なく、アウトドアで遊ぶのには敷居が高い時代になりました。実に残念なことです。
缶蹴りをしたり、縄跳びしたり、かくれんぼしたり、三輪車や自転車に乗って遊んだり……昭和の子どもたちは公園の遊具などで元気に遊んでいました。そんな中、とある珍しい遊具で遊んでいる人がおりました。
「それなあに?」
「ホッピングだよ!」
他人が遊んでいると「コレ欲しい!」と思うのは世の中の定説です。ちなみに、ホッピングとは「飛び跳ねる」という英語ですが、これが商品の名称となります。
垂直にぴょんぴょん飛び跳ねる「ホッピング」とは?
「ホッピング」とは、「ポゴスティック」と呼ばれるスティック状の機器にのって、バランスを取って飛び跳ねる商品のことを指します。こちらはちなみに「ホッピー」です。
また、ゼルダの伝説のキャラクター「ガノンドロフ」は、別名「ホッピングおじさん」としても有名です。
それはさておき、そもそもポゴスティックとは、一体何なのでしょうか……。
ポゴスティックとは、足を乗せる場所(ペダル)が取り付けてある棒の底面が、スプリングで弾むようになっており、持ち手となるハンドルを握り、垂直にジャンプする乗り物です。ちょっと前のめりにジャンプすると、ジャンプしながら少しづつ前に進むことができます。
ちなみに、商品としてのポゴスティックは、1930年に「脳が良くなる」というキャッチフレーズで、「スポオツヂャンプ」という商品名で発売されたのち、1957年頃に日本で「ホッピング」という商品名で発売され、人気爆発。全国に広く普及しました。
ただし、ポゴスティックをやり過ぎると胃下垂になるという噂によって、一旦ブームは沈静化しました。
しかし、1980年頃にバンダイが「スカイホッピー」として再発売すると、またまた再流行となりました。
今では3mも跳べるホッピングもある!
今や世界中でホッピングは大人気。驚くことに3mも飛び上がれるポゴスティックも発売されており、エクストリームスポーツとして再注目を浴びています。
【参考】Vurtego V4 PRO (バーテゴ) ポゴスティック 〈空気圧ホッピング〉
【参考】GoPro × Pogo Stick 進化したホッピングがGoProとコラボレーション!!
なんだかとっても楽しそう!
あの頃これが欲しかった!ぴょんぴょん跳んで楽しく遊べた「ホッピング」。
「ホッピング」でジャンプしまくって、そのまま成層圏を脱出して星のかなたに飛んでいきたいです!
※資料・画像引用 筆者自身の撮影によるもの、もしくはメーカー・販売店サイト、又はWikipediaなど。
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文/FURU
デジタル系ガジェットに散財する、サラリーマン兼漫画描き兼ライター。電脳ネタがテーマの漫画を得意とする→https://www.furuyan.com
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