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ロート製薬が加齢による目の周りのたるみにアプローチするエキスを発見

2019.08.22

ロート製薬が1909年に目薬を発売してから1世紀にわたり取り組んできた「目に関する研究」。目の健康を支えるとともに、目もとの美容をはじめとするスキンケア研究にも活かされている。

その中で、今回は目周りにある「眼輪筋」をはじめとする筋肉に着目。この研究により「目周りのたるみにアプローチするエキス」が明らかになったので紹介したい。

「眼輪筋」をはじめとする筋肉の生成促進及び分解を抑制し、筋細胞を強化することを確認

今回、10代~60代の女性を対象に肌及び目周りの悩みに関する調査を実施。その結果、目周りの悩みは特に40代になると急に増えること、またその悩みも変化していくことが明らかとなった。

目周りに悩みのある方々の年代別分布を確認したところ、特に40代以降で「まぶたのたるみ」「目の下のたるみ」の悩みを持つ方の割合が増加する結果となった。実際、目周りがたるむと目もとの印象は大きく変わることが知られている。

結果

2-1) アイ葉/茎エキス及びキハダ樹皮エキスをから成るコンプレックスにおける骨格筋増殖抑制因子Myostatin の産生抑制効果

試験方法:ヒト由来骨格筋細胞を用い、増殖培地にて培養し、被験物質としてアイ葉/茎エキス及びキハダ樹皮エキス含有の分化培地を添加した。ELISA法を用いて培養上清中のMyostatin量を測定した。
Student's t-test, ***p <0.001 vs.control,n =3,mean ± SD 、ロート研究所実施

2-2) アイ葉/茎エキス及びキハダ樹皮エキスからなるコンプレックスにおける筋委縮因子Atrogin-1 の産生抑制効果

試験方法: ヒト由来骨格筋細胞を用い、増殖培地にて培養し、被験物質としてアイ葉/茎エキス及びキハダ樹皮エキス含有の分化培地を添加した。細胞を回収し、Atrogin-1遺伝子発現をqPCR にて測定した。

Student's t-test, *p <0.05 vs. control, n =3,mean ± SD. 、ロート研究所実施

2-3) アイ葉/茎エキス及びキハダ樹皮エキスから成るコンプレックスの筋細胞への効果

筋細胞の変化(ロート製薬)

試験方法: ヒト由来骨格筋細胞を用い、増殖培地にて培養し、被験物質としてアイ葉/茎エキス及びキハダ樹皮エキス含有の分化培地を添加した。筋細胞の分化マーカーであるミオシン重鎖抗体(myosin heavychain:MHC)を用いて染色し、MHC陽性細胞の直径を測定した。

今回の結果より、アイ葉/茎エキス及びキハダ樹皮エキスから成るコンプレックスが、筋肉の増殖抑制因子を抑制し、筋の分解を抑制することが明らかとなった。

さらに、加齢による筋委縮モデルにおいても、その状態を改善することが明らかとなりました。つまり、本コンプレックスが、「眼輪筋」をはじめとする筋肉の生成を促進し、筋肉の分解を抑制することが示された。さらに、画像解析によりMHC陽性細胞の直径を測定し、筋細胞を太く強化することを確認できた。

用語解説
1 眼輪筋 まぶたの開閉や涙の量の調節を行う、目のまわりを覆っている筋肉
2 Myostatin (骨格筋増殖抑制因子)抑制されると骨格筋の生成が促進される
3 Atrogin-1 (筋委縮因子)抑制されると筋の分解が抑制される
4 2019年3月調査実施、n=273、ロート調べ

構成/ino

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