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住宅を購入するなら「ライフスタイル」と「リセールバリュー」どっちを優先する?

2019.08.21

「駅からの距離」は、住宅の資産価値に最も影響を及ぼすポイントだ。一般的に、駅に近ければ近いほどリセールバリューも維持されやすい傾向がある。

今回リニュアル仲介が実施した「購入不動産の立地に関するアンケート」では、徒歩10分以内と回答した人は54%で、10分以上を許容できると回答した人が46%という結果だった。

自宅の購入は、駅から徒歩何分まで許容できる

最近は、駅からの距離が7分以内の物件を勧めるケースも増えているが、7分以下と回答した人は22%。また、駅から16分以上、もしくはバス便でも構わないと回答した人が22.6%となり、約1/4の人が、16分以上の距離を許容していることが分かる。

年代による分布

さらに20代は、10分までと回答した人が66.7%に上り、若い世代は利便性を求めていることがわかる。対して、30代は、16分以上やバス便を許容できる割合が29.3%と、ほぼ3割を占めた。駅からの距離よりも子育て環境を優先するからなのだろうか。

子育て世代は駅からの距離に寛容であることが分かる。また、60代以上では、5分までと回答する人が15.8%と、他の世代よりも突出しており、子育てを終えた世代には、利便性を求める層が一定割合存在している。

2/3の人が、ライフスタイルを優先して住宅購入

また、同調査により下記の2択でどちらを優先させる人が多いかも判明。あなたなら、どちらを優先させるだろう。

自宅を購入する場所は、どちらを優先させますか?

①通勤・通学に便利、子供の学区域、昔から住んでいるなど、自分のライフスタイルを優先に立地を考える。

②売却時に値段が下がりにくいなど、リセールバリュー(売却時の価格)を優先させて立地を考える。

ライフスタイル優先の人が、リセールバリュー優先の人を大きく上回り、全体の2/3の人がライフスタイル優先と回答した。

住宅の購入理由は、結婚・出産・子供が大きくなったからなど、比較的ポジティブな要因で購入を検討される人が多い。もしかしたら、家の購入を検討している段階で売却のことなど夢にも思わないのが一般的かもしれない。

ライフスタイル優先派/リセールバリュー優先派別 許容徒歩分数

リセールバリュー優先派は、駅からの距離10分以内が57%

ライフスタイル優先派とリセールバリュー優先派で分けて、駅からの許容徒歩分数を見ると、徒歩10分まで許容すると回答した人が、ライフスタイル優先派が45%に対して、リセールバリュー優先派は57%と、10ポイント以上多くなりました。リセールバリュー優先派が、駅からの距離を重視していることが分かります。

ライフスタイル優先派は、バス便を許容する人がリセールバリュー優先派の2倍

ライフスタイル優先派は、10分以上の距離を許容する人が55%となり、リセールバリュー優先派の人よりも駅から距離はあまり気にしない結果だった。

なかでも、リセールバリュー優先派でバス便も許容している人が6%に対し、ライフスタイル優先派の人は14%の人がバス便も可と回答し、バス便を許容する人がリセールバリュー優先派の人より2倍以上も多い結果となった。

「家は一生で一回の買い物」と言われた、バブルがはじける1990年代前半までは、不動産の価格は一貫して上昇していたので、住宅購入時にリセールバリューのことは、あまり考える必要がなかったかもしれない。しかし、購入価格を大きく下回る可能性のある現在では、購入時に売却時のリセールバリューも考えて購入することを同社は勧めている。

離婚、死別、ローンが支払えなくなった、やむを得ず高齢者施設への入居等、住宅を売却しなくてはいけないネガティブな原因も誰にでも起こり得る話だ。住宅購入時には「購入の頭半分」「売却の時の頭半分」で住宅探しをしてみてもいいかもしれない。

調査期間:2019年6月7日(金)~6月11日(火)
調査方法:インターネットによる調査
調査対象:物件提案ロボ利用者
回答者数:621名

構成/ino

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