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通勤ルートにファストフード店が多いほどBMI値が高い!?肥満につながる食習慣の盲点

2019.08.27

 太っている人々はどこで食事をしているのか。もちろん食事の大半は自宅で行うのだろうが、それよりも、いや場合によってはそれ以上に大きなウェイトを占めているのが通勤経路での“寄り道食い”であることが最新の研究で報告されている。

高BMIの人は“寄り道食い”が多い?

 ちょっと小腹が空いたときに、どのくらい手軽に食べ物にありつけるのか、その環境の中での食べ物へのアクセシビリティは肥満に関係があるとされ、これまで各種の研究が行われている。確かに品揃え豊富なスーパーマーケットや深夜まで営業している飲食店が居住地の近くにあれば、ややもすればつい食べ過ぎてしまうのかもしれない。

 だがそこには“盲点”があったことが、最新の研究で指摘されている。自宅や職場の食環境よりもむしろ通勤経路での“寄り道食い”のしやすさが体型(BMI)により大きな影響を及ぼしているというのだ。

 米・アリゾナ州立大学の研究チームが2019年8月に「PLOS ONE」で発表した研究では、ルイジアナ州ニューオーリンズの小学校の教職員710人の日常生活の食環境と体型(BMI)の関係を探っている。身近な場所にどれくらい数のスーパーマーケットやレストラン、ファストフード店などの飲食に関わる施設があるのかが詳しく調査されたのだが、自宅と職場の周辺に加えて、通勤経路も調査の対象に加えられたのだ。

ZME Science」より

 収集したデータを分析したところ、通勤経路にファストフード店が多い者ほどBMI値が高い傾向があることが浮き彫りになった。つまり太っている人はそれだけ“寄り道食い”をしている可能性が高いことになる。

 もちろん自宅周辺の食環境も高BMIを占う指標にはなっていた。自宅の半径1キロ以内にスパーマーケット、食料品店、ファストフード店が多いと肥満である確率も高かった。しかし興味深いことに、自宅周辺にレストラン(ファストフード店を除く)が多い地域の者はBMI値が低い傾向があったのだ。これはフルサービスのレストランでゆっくり食事を摂る機会が多いことと関係しているのかもしれない。

 そして意外なことに、職場周辺の食環境は特に体型には影響を及ぼしていないことも明らかになった。

 たとえば通勤時の乗り換え駅の駅前商店街が充実していれば、ついつい外食の機会が増えてしまうかもしれない。“寄り道食い”で摂取するカロリーにも意識的でありたいものだ。

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