
みなさんが洋服を選ぶ時に重視しているのは何でしょうか。
デザインや素材、価格はもちろんのこと色合いを気にする方は多いと思います。
色の組み合わせを考えることは、自分を好印象にする有効な手段です。
今回は色彩理論から、センスの良いカラーコーディネートを分析しました。
もしかしたら夏をいつもより涼しく感じるためのヒントは、色に隠れているかもしれません。
色の三属性
色には3つの属性があります。まずはこの違いを覚えておきましょう。
色相(hue):色の種類、色味
明度(brightness):明るさの度合い。白が最も明るく、黒が最も暗い
彩度(saturation):色の鮮やかさの度合い。灰色が混ざると彩度が低くなっていく
色の心理的効果
私たちは色によって、心理的な変化を得ます。
赤〜黄:暖色と呼ばれ、太陽や火を連想させるため暖かく感じる
青:寒色と呼ばれ、水や氷を連想させるため冷た苦感じる
緑や紫:中性色と呼ばれ、暖かさや寒さを感じさせない
また、明るい色は軽く、暗い色は重たく感じるため、服装に取り入れる際の大事なポイントになってきます。
重たい色を足元に持ってくるか、顔の近くにあしらうかでも印象が違ってきます。
色の印象(硬軟)
明るく彩度が低いと軟らかい印象で自然な感じですが、暗く彩度が高いと硬い印象で人工的です。