
お前が現実だと思っていたこの世界は、実はコンピューターによって作られた仮想現実の世界なのだ~……といった、ショッキングな設定で見る者を虜(トリコ)にした、今でも長きに渡って語り草とされる、SFアクション映画の金字塔である「マトリックス」。
筆者は、今ここにいる仮想現実の世界では冴(さ)えないオッサンですが、本当の現実の世界では、キアヌ・リーブスみたいなイケメンに違いありません。そう思わないと生きていけません。辛い……。
「マトリックス」の映画のシーンでは、カメラが主人公のまわりをグルグル回って、向かってくる弾を避けたり、飛び蹴りしたりするカッコいいシーンがワンサカあります。そういう、イカした撮影方法を、「バレットタイム」と呼びます。
バレットタイムとは、被写体のまわりにカメラをたくさん並べて、被写体を連続撮影しますと、被写体の動きはスローモーションなのに、カメラワークは高速で移動する映像を撮影できるという、SFXでステキな技術です。別名、「タイムスライス」、「マシンガン撮」とも呼ばれます。
この技術は、1870年代にエドワード・マイブリッジが手掛けた、疾走する馬を、12台のカメラによる連続写真で撮影した技法から始まっています。アニメでは、「マッハGoGoGo」のオープニング映像で、三船 剛(みふね ごう)が、マッハ号を飛び降りた格好で急に静止しますと、カメラがぐるっと回り込んで観るものを魅了する、おなじみのシーンで有名です。
そんな超カッコイイ「バレットタイム」撮影ですが、残念ながらカメラがたくさん必要なのが、世の中のバレットタイム撮影愛好家たちの悩みの種でした。
面白ガジェット全盛のこの時代、お手軽簡単に「マトリックス」みたいなイケてる映像が撮れる、そんな都合の良い撮影機器は存在しないのでしょうか……?
実はあります。
このたび、クラウドファンディングの雄であるKickstaterより、気分はマトリックス? アクションカムで360度バレットタイム撮影可能なガジェット「WinGo」が発表されています!
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