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東京五輪に向けた重要な一戦、9月の世界陸上で注目すべき日本人選手は?

2019.08.19

女子 100mハードル……「日本選手権」激闘を制した木村選手が世界陸上への出場を決める!

日本選手権の決勝では、スタート直後に寺田明日香選手(パソナグループ)が先頭に立つが、青木益未選手(七十七銀行)と木村文子選手(エディオン)が徐々に差を縮めて、3選手がほぼ同時にゴールした。

100分の1秒という僅差を見事制したのは木村選手で、13秒14をマークして2年ぶり6度目の日本女王に輝いて世界陸上の日本代表を決めた。

青木選手は13秒15で2位となり、惜しくも2連覇とはならなかった。4歳の娘を持ち、6年ぶりに陸上の舞台に戻ってきた寺田選手は、13秒16の好記録を出して3位に入った。

「記録としては、12 秒台が必須。みんな、そのレベルで走ってくるので、自分もそこを狙っていく。自分が世界でどれくらいの位置に行けるかということを試せるような世界選手権にして、来年の東京オリンピックにつなげたい」と意気込む木村選手は、世界陸上で日本最高記録の12秒台を出して東京五輪に向けていきたいようだ。

左から青木選手、木村選手、寺田選手

現在、世界陸上の日本代表選手は木村選手のみだが、日本代表へ向け柴村仁美選手(東邦銀行)、青木選手、寺田選手に参加標準記録突破が待ち望まれる。特に注目したいのは寺田選手だ。

実業団・学生対抗陸上競技大会(7月27日)で今季日本最高記録となる13秒07を叩き出したのだ。今後、代表争いは激しさを増すだろう。

※世界陸上の参加標準記録 12秒98

男子 400mハードル……「日本選手権」スタートから逃げ切った安部選手が優勝し、世界陸上の切符を獲得!

日本選手権の決勝で、優勝候補の安部孝駿選手(ヤマダ電機)はスタート直後から先頭に立った。中盤以降に入ると後続の選手たちを突き放しにかかるが、豊田将樹選手(法政大)が徐々に差を詰めていく。

どちらが勝つのかと思われたが、前半からリードした安部選手が48秒80でフィニッシュし、2年ぶり2度目の日本王者に輝き、世界陸上の内定も決まった。豊田選手は49秒05で自己記録を更新して2位に入り、松下祐樹選手(ミズノ)が3位となった。

世界ランキング8位の安部選手は、「東京オリンピックまでには、メダル争いができるように実力をつけていきたい。

そのためにも、今年はまずは世界陸上でファイナルに残ることが最大の目標」と話し、世界陸上の決勝に進出することが重要であると考えている。

現時点で、世界陸上の日本代表選手は安部選手のみだが、すでに参加標準記録を突破している豊田選手も日本代表に近い存在だろう。さらに日本代表経験のある野澤選手と松下選手も参加標準記録を突破する可能性が大きい。

※世界陸上の参加標準記録 49秒30

女子 400mハードル……「日本選手権」伊藤選手が小山選手との大学生対決を制し、初優勝を達成!

雨が降り注ぐ中、日本選手権の決勝が行われた。今季好調で優勝候補の宇都宮絵莉選手(長谷川体育施設)は、序盤から飛ばして先頭を走り、そのままフィニッシュすると思われたが、8台目のハードルを越えることができず失格となった。

その結果、途中まで2位につけていた伊藤明子選手(筑波大)が初の日本女王に輝いた。また、ゴール寸前で関本萌香選手(早稲田大)を抜き去った小山佳奈選手(早稲田大)が 2位に食い込んだ。

※世界陸上の参加標準記録 56秒00

世界陸上出場選考基準について
下記公式HPより
https://www.jaaf.or.jp/news/article/12752/

出典元:日本陸上競技連盟

構成/こじへい

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