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1日のスマホ使用時間が5時間以上の人は肥満リスクが高い、米国心臓病学会研究

2019.08.14

スマートフォンが肥満の原因に?

体重を気にしている人は、スマートフォン(スマホ)をあまり長時間使わないほうが良いかもしれない。

1日のスマホ使用時間が5時間以上だと、肥満のリスクが上昇するという。この報告は米国心臓病学会(ACC)ラテンアメリカ会議(ACC Latin America Conference 2019、7月25~27日、コロンビア、カルタヘナ)で発表された。

今回の研究で対象となったのは、シモン・ボリバル大学(コロンビア)の学生1,060人。

うち男性が360人(平均年齢20歳)、女性は700人(19歳)。研究者らはスマホの使用時間とBMIの関連に着目して検討を行った。

その結果、1日にスマホを5時間以上使用している人は、肥満のリスクが43%増加することが確認された。また、スマホの使用時間とBMIの間に有意な関連が認められた。

さらに、1日5時間以上スマホを使用していた人は、使用時間が5時間未満の人に比べて、身体活動量が少なく、砂糖入り飲料、ファストフード、甘い物やスナック類の摂取量が多いという生活習慣が該当する確率が2倍に上ることもわかった。

ただし今回の研究では、あくまで両者の関連性が観察されたにとどまる。「スマホの使用時間が長いことが原因でそのような生活習慣が身についてしまった」という因果関係に言及することはできない。

それでもシモン・ボリバル大学の心臓肺血管リハビリテーション専門医であり本研究論文の著者であるMirary Mantilla-Morron氏は、「スマホに費やす時間が長いと、座りがちになり体を動かす時間が減るため、早期死亡、糖尿病、心疾患、種々のがん、骨関節の不快症状、筋骨格症状などのリスクが増大する」と警鐘を鳴らす。

またACC発行のニュースリリースの中で同氏は、「今回の研究成果は、心血管疾患の危険因子である肥満の主要原因の1つを明らかにするものである」とし、かつ「人々がテクノロジーの使用に費やす時間の増大、つまり長時間の携帯電話の使用が、肥満の発症に関連している」と具体的に述べている。

なお、学会発表された研究は通常、査読を受けて医学誌に掲載されるまでは予備的なものとみなされる。

(参考情報)
Press Releases
https://www.acc.org/about-acc/press-releases/2019/07/25/14/23/five-or-more-hours-of-smartphone-usage-per-day-may-increase-obesity

構成/DIME編集部

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