■連載/カーツさとうの最強サウナ熱伝
この前、街を歩いていて、暑くて暑くてしかたなく、自分の中では“そんなに良くない”と思っていたサウナに、ついつい入ってしまった。
そしてら“そんなに良くなくない”んだよ。ようするに“良かった”んですよ。蒲田の『G』ってサウナなんだけど。
なんでこんなに印象が変わったのか、自分でも「なんでだろ?」と、いろいろ考えてみた。
前に入った時、なんで「いまひとつだなァ〜」と感じたかっつうと、答えは簡単で、あまりにカラカラすぎたんですね。典型的な低湿度のサウナ。
その湿度が上がったから、よく感じたのか? っていうと実はそうでもない。今だ頑固にカラッカラ!!
サウナ室の入り口からベンチまで、床にタオルが敷いてあるんだけど、そのタオルなんかカラッカラすぎて熱々になってるんで、その上を歩く時は、足の裏が火傷しそなくらいなんですよ。
だからサウナ室に入ってベンチまで移動するのは、ほぼ修験導師の火渡り修行。おもわず両手で印を結んびながら、駆け抜けますもん。
「臨兵闘者・皆陣烈在前ッッ!!」
って叫びたくなりますもん。
そんな火渡り修行っぷりも、前に入った時とまったく同じ。ってことはサウナ自体は前とまったく同じカラカラ低湿度なんですね。なのに、今回はそれでもサウナに入ってる時の印象がいい。
これ。ちょっと気付いてはいたんだけど、オレのサウナに対するストライクゾーンが、最近やけに広がってきてるんですよ。
もちろん「なんでもイイ!」ってワケじゃいんですよ。これは湿度が高いなぁ〜とか、温度低すぎるなァ〜とか、一応入った時に、そのサウナがどんなサウナかわかってはいるんですよ。
そして自分の最も好みのタイプのサウナもあるんですよ。高湿度のロウリュがバンバンできるサウナが好きっていう好みは。
でもそこまで好みじゃなくたって、
「別にいいじゃん!」
と思えてきた。これは、サウナを女性で考えると非常に分かりやすい!
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