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アルバイトから一部上場企業のトップへ!井村屋グループ・中島伸子社長に聞く「経営者になって初めてわかったこと」

2019.08.13

井村屋の福井営業所の経理事務のアルバイトに応募して

結婚後、福井にいたときに、家の近くの井村屋が経理事務を募集していた。先生への希望は持っていたが、人生の一歩を踏み出すために働くべきだと思っていたので、アルバイトで入社した。経理が分からなかったので、夜間の経理学校に行って経理を習いながら勤めた。そういうところを会社は「一生懸命やる」と評価した。4tのトラックでお得意先さんのところへ配達もした。

「とにかく、なんでもやらなきゃ、なんでもやって生きる道を探らなければという気持ちはありました。配達して、帰ってから経理事務をして、楽しかったですよ」

その結果、「そんなに一生懸命やるんだったら正社員にならんか」と言われた。だが、声が治ったら小学校の先生になりたいと思っていた中島社長は「いやいや、いいです」と言って、2年間アルバイトでいた。

そんな中、心を動かされた出来事があった。一つは、お客様のところをまわって、「井村屋の商品について、もっとこうやってすれば開けやすいとか、もっとこういうふうにすると見た目が良い」とか挙がった声を改善提案として会社に提出した。すると、採用されて金一封をもらった。

「すごいなって思いました。普通、アルバイトの意見だったら、社員の人が、それを自分のこととして出していく会社って多いじゃないですか。それをアルバイトの発言をそのまま、アルバイトがこういう提案をしてきましたと出して、それを採用して金一封を頂けるって、すごく誠実な会社の風土だと思ったんですね」

その後もアルバイト2年目に安全標語が採用された。安全週間に、本社で全社員の前で表彰されて、標語と名前を書いて張り出された。

「社員ってすごくたくさんいる。それを本社が福井のあんな小さい営業所からの提案をちゃんと受け取ってくれると思ったら、すごく良い会社だなと思いました。それで、私から社員登用試験を受けさせてください」と頼んで、受けたのがはじまりです」

当時、井村屋の正社員登用試験は健康診断と筆記試験だった。当時でもアルバイトから正社員への転換は珍しかったが、「落ちたら恥ずかしい」と猛勉強した中島社長は、見事、合格し正社員になる。

井村屋といえば「あずきバー」。2億7500万本売れている。8月末まで限定でコーヒー味、ゆず味もリリースした。

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