
肌の露出が多くなるこの時期、脱毛サロンや脱毛クリニックのCMや広告をよく見かける。
近年、格安脱毛やメンズ向け脱毛などの増加で変化が見られる「脱毛サービス」だが、実際に男性のムダ毛処理に対する好感度は上がっているのだろうか。今回はマクロミルが男女2000人に聞いた「脱毛に関する調査」を紹介しよう。
男性のムダ毛処理に「好感が持てる派」が多数なのは、男性の全年代と女性の10代
近年、メンズ向け脱毛が増えているようだが、男性のムダ毛処理に対する好感度はどのくらいなのか。また男女差はあるのだろうか。「目立つ部位(腕、足、ワキなど)」と、「デリケートゾーン(アンダーヘア、VIOなど)」の2種類について、脱毛に限定せず“ムダ毛処理”の観点で聞いてみた。
男性の“目立つ部位”のムダ毛処理に対する好感度は、10代女性が最も高く78%。30代は男女ともに低めで、男性が60%、女性が56%と、10代女性よりも20ポイント前後低くなっている。
そして、男性の“デリケートゾーン”のムダ毛処理に対する好感度は、20~30代女性は“好感が持てない”が多数派で、20代女性が43%、30代女性が37%。男性は全年代において“好感が持てる”が多数派で、10代63%、20代65%、30代56%。また10代の女性も61%で、“好感が持てる”という方が多数という結果だった。
美容脱毛・医療脱毛のサービスに対しては、“価格が高い”や“敷居が高い”と感じている男女が多いようだ。
また メンズ向けの美容脱毛・医療脱毛もよく目にするようなったが、男性の中にはムダ毛を処理すること自体が“女性向けサービス” “照れくさい”と感じている人も一定数いることがわかる。ムダ毛処理に対する考え方は諸外国間で様々だとも言われているが、男性のムダ毛処理に対する好感度は性年代でも異なる傾向が示された。
美容脱毛・医療脱毛、女性は「成人してから」? 利用経験率は女性20~30代が50%超。
ムダ毛に悩んでいる人は女性の若い世代で特に多い結果になった、美容脱毛や医療脱毛の利用経験者はどのくらいいるのだろう。
女性の利用経験率は、20代で52%、30代で55%とそれぞれ半数を超え、10代にくらべ圧倒的に高いことが判明した。15~19歳の利用経験率は12%にとどまっていることから、女性は20代以降に美容サービスを利用し始める人が多いと考えられる。
10代は、20代・30代に比べて自由に使えるお金が少ないことや、未成年の脱毛サービス利用には親の同意書が必要であるなど、脱毛は“成人してから”と考える人が多いのだろうか。
一方、男性の利用経験率は、10代が7%、20代が14%、30代が11%と、それぞれ1割前後。女性に比べると、全年代で低い結果で、20代男性は“7人に1人が脱毛サービスの利用経験あり”という状況だ。
調査概要
調査名:美容脱毛・医療脱毛に関する調査
調査主体:マクロミル
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:全国15歳(中学生除く)~39歳の男女(マクロミルモニタ会員)
割付方法:平成27年国勢調査による性別×年代(15~19歳、20~29歳、30~39歳の3区分)の人口動態割付/合計2,000サンプル
構成/ino
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