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〝痴話ゲンカ〟が少ないカップルの特徴

2019.08.10

 記憶力、具体的にはワーキングメモリーの“容量”は学習やスキルの習得に関係しているばかりでなく、日常生活そのものにも大きな影響を及ぼしていると考えられる。そして最新の研究ではワーキングメモリーの容量が多い人は“痴話ゲンカ”が少ないことが報告されている。

ワーキングメモリー容量が多いと“痴話ゲンカ”が少なくなる

 親密なパートナー同士の間でもちょっとした仲たがいやトラブルなどは時には避けられないかもしれない。何かあればすぐにお互い話し合って解決に努めらければならないが、そこで往々にして起こるのが“言った、聞いてない”という、どうにもならない認識ギャップである。

 しかしこうした“言った、聞いてない”という論争が起こりにくいケースがあるという。それはワーキングメモリーの容量が大きいカップルだ。

 ノースカロライナ大学グリーンズボロ校の研究チームが「Journal of Experimental Psychology: General」で発表した研究では、ワーキングメモリの容量が大きくなると、“痴話ゲンカ”の深刻度が大幅に低下することを報告している。

PsyPost」より

 この研究では、101人の新婚カップルを対象にワーキングメモリの容量を計測する2つの課題を行ってもらった。ワーキングメモリの容量(working memory capacity、WMC)は現在進行中の情報処理能力に関係している。つまりWMCが大きいほど、問題解決能力が高いことが予想される。

 その後、新婚カップルはパートナー間にある2つの問題について話し合い解決策を探った。それから4ヵ月後と8ヵ月後に、カップルは話し合った問題を思い出し、それらの問題の現在の深刻度を評価して報告した。

 こうしてカップルから収集したデータを分析したところ、研究チームはWMCが大きいパートナーは、話し合いを再開した直後に関連した情報を思い出すのが得意であることを見出した。そしてこうして思い出された情報が多いほど、8ヵ月間にわたって問題の深刻度が大幅に低下していたのである。つまり“言った、聞いてない”という言い争いが少なくなるのだ。

 ワーキングメモリを向上させるトレーニング方法はいくつかあるが、プライベートで不毛な言い争いを避けるためにもワーキングメモリを良好に保つことは重要だと言えそうだ。

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