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これが本当の意味のファミリーか!?不思議なリラックス感に包まれる蒲田の居酒屋「N」

2019.08.09

■連載/カーツさとうの週刊★秘境酒場開拓団

(写真はイメージです。本文とは関係ありません)

オヤジナリティー ★★
家計貢献度    ★★
エロテイスト   

 最近、飲食ドリームを狙ってるような感じの呑み屋って増えてるじゃない?

 一発当てて、大チェーンにしてやる! 大金持ちになってやる!! みたいな野望を感じる店。あ〜いうのって、なんか最近特に嫌んなってきた。

 イイ雰囲気でウマイ酒飲ませて客を喜ばせるってことよりも、なんか裏側で金勘定ばかりしてそうな匂いが見えてくんだよね。すると、とたんに酒がまずくなってくるようになってきた。なんか経済的にガツガツしてる感じが゛とにかくイヤなんですよ。

 それに比べて“チェーン化”なんていう発想すらない店はいい!

「え〜ッ! 呑み屋で儲かるなんてできるの?」

 なんていうレベルで頑張ってる店。どうにかこうにか金に関する目標を聞き出して、ついに出たセリフが、

「現状維持…」

 なんつう店。そういう店が一番いいや!

 ようするち資本が企業だなんてこと考えてない家族経営の店。まぁ今流行りの言葉でいうと、

「ウチはみんなファミリーだと思っております」

 ってヤツ。組織が何千人にも膨れ上がってそんなセリフいってたらどうかと思うけど、組織どころか、本当に家族2〜3人でやってるような店。ファミリーだけど“ファミリー”なんてカタカナよりも“所帯”なんて言葉がしっくりくるような、そんな店は……

「ないかなァ〜」

 と、夜の七時すぎに京急蒲田駅近くの商店街を歩いていると、一軒、いい意味で所帯じみた店発見。

 通りに面した焼き台でヤキトン焼いてる60がらみの店主と思わしきオヤジの服装は、時代遅れのゴルフシャツに前掛けというハイセンスっぷり! ヤキトン焼いてる煙が染み込んでいる古ぼけた暖簾。どこからどう見ても資本の香りがない!

 おもわずその『N』という呑み屋に入る。引き戸入ってすぐは6人ほど座れるカウンター。カウンターの内側は焼き台から続く厨房。そしてカウンターを抜けると、テーブルが4ツほど置かれたホール。

 カウンターの中には、店主の息子と思われる、40歳そこそこに見えるのに、なぜか腹だけ出ちゃったやっぱりゴルフシャツの店員。真似することのできないハイセンス親子である。

 カウンターに座りながらメニューを探すと、奥のホールに短冊が張ってあるだけ。目が悪いんでよく見えなかったけど、まぁコレならあるだろうとチューハイを注文する。

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