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還暦世代の貯蓄額は平均2956万円、一方で4人に1人が「100万円未満」

2019.08.06

今年還暦を迎える1959年生まれの男女は152万人にのぼるが、定年後の不安として「貯金問題」を挙げる還暦人は多いはずだ。

PGF生命は還暦を迎える人2000名に、現段階の貯蓄金額(配偶者がいる場合は夫婦2人分)を聞いたところ、「100万円未満」(24.7%)が4人に1人の割合となっている。

そのほか、「100~300万円未満」(11.3%)、「500~1,000万円未満」(11.1%)、「1,000~1,500万円未満」(10.4%)という回答が多く、「3,000~5,000万円未満」(8.7%)や「1億円以上」(8.1%)という回答が1割近くあり、平均額は2,956万円となっている。

昨年の調査結果と比較すると、「100万円未満」は2018年20.6%→2019年24.7%と、4.1ポイント上昇した。一方で、平均額は2018年2,725万円→2019年2,956万円と、231万円上昇し、今年の還暦人は貯蓄の格差が開く結果となっている。

平均額をエリア別にみると、一都三県では3,363万円と、全体平均より407万円高い。また、平均額を世帯構成別にみると、おひとりさま世帯2,663万円、夫婦2人世帯3,223万円、子育て期世帯2,354万円、子どもと同居世帯3,129万円となっており、夫婦2人世帯の平均額が最も高くなった。

今回は同調査によって明らかになった「還暦人の仕事・マネー・生活」を紹介しよう。

還暦人の仕事・マネー・生活の実態

還暦人の月ごとの消費 「健康維持」に平均1万3千円、「趣味」には平均1万4千円

健康維持のためにお金を使っているか聞いたところ、「健康維持にお金を使っている」という人は61.8%となった。

健康維持にお金を使っている人(1,237名)に、ひと月あたり(自身1人分で)どのくらいの金額を使っているか聞いたところ、「10,000円~20,000円未満」(31.9%)や「5,000円~10,000円未満」(26.7%)に回答が集まり、平均額は12,809円となっている。

平均額を男女別にみると、男性14,364円、女性11,359円となり、男性のほうが3,005円高い。

次に、趣味のためにお金を使っているか聞いたところ、「趣味にお金を使っている」という人は68.6%となった。

趣味にお金を使っている人(1,373名)に、ひと月あたり(自身1人分で)どのくらいの金額を使っているか聞いたところ、「10,000円~20,000円未満」(29.4%)や「5,000円~10,000円未満」(22.6%)に回答が集まり、平均額は14,435円。

平均額を男女別にみると、男性17,405円、女性11,062円となり、男性のほうが6,343円高くなった。

還暦人の電子マネー利用率は6割強、QRコード決済利用率は1割

2019年10月に予定されている消費増税に伴い、キャッシュレス決済時のポイント還元が検討されている。還暦人のキャッシュレス決済の利用状況について聞いた。

全回答者(2,000名)に、キャッシュレス決済を普段利用することがあるか聞いたところ、「キャッシュレス決済を利用することはない(現金のみ)」は7.7%で、「キャッシュレス決済を利用することがある」は92.3%。還暦人の大多数が、キャッシュレス決済を利用しているようだ。

決済方法別の利用率をみると、「クレジットカード」は85.8%と、8割半の還暦人が利用していた。また「電子マネー」は62.0%、「QRコード・バーコード決済」は10.7%となり、還暦人の10人に1人が、スマホで手軽に支払いができるQRコード・バーコード決済を既に利用していることがわかる。

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