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協同乳業が血管内皮機能の改善効果を有するヨーグルトをヒト試験で確認

2019.08.06

BMIが高めの健常成人を対象に「ビフィズス菌LKM512」と「アルギニンを含むヨーグルト」を摂取させたところ、腸内細菌による生理活性物質ポリアミン産生を誘導し、血管内皮機能が改善することが協同乳業と京都府立医科大学の内藤裕二准教授との共同研究によって判明した。

この研究成果は、国際学術誌Nutrientsに公開された。今回は研究のポイントを合わせて紹介したい。

動脈硬化予防に、腸内細菌のポリアミン産生を促す技術が有効

「動脈硬化」が引き起こす心筋梗塞や脳卒中は日本人の4人に1人が亡くなる病気である。動脈硬化発症プロセスにおいて、血管内皮機能(血管のしなやかさ等)の低下は最初に生じるため、この機能の維持・改善は動脈硬化およびこれらの疾患の予防に繋がる。

ポリアミンは、抗炎症作用やオートファジー誘導作用等により、動脈硬化および心血管系疾患への有効性が期待されている物質だ。研究所では、腸内細菌を利用してポリアミンを産生し、生体に供給する独自技術を開発済みで、その技術を応用したヨーグルトを作製し、BMIが高めの健常成人を対象に無作為化二重盲検並行群間比較試験を実施した。

本ヨーグルトの1日1カップ(100g)、12週間の摂取で、血管内皮機能がプラセボ群と比較し有意に改善。また、それと連動して本ヨーグルト摂取群の血圧がプラセボ群より低い傾向を示した。

中性脂肪や悪玉コレステロール等、動脈硬化の増悪因子を軽減する食品は多数報告されているが、ヒト試験で血管組織に直接的に作用し、改善効果を示した食品は世界初と考えられる。

関連情報/https://www.meito.co.jp/
構成/ino

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