6100万画素を意識せずにサクサク撮れる
会場の撮影ブースではモデルがゆっくり移動しながらカメラに目線をくれるので、リアルタイム瞳AFが真価を発揮しなくても瞳にピントが合いまくってしまう。さらに高速連写もストレスなくタタタタッと撮れる。心配なのはシャッター速度を遅くしすぎてモデルが動体ブレすることぐらいである。
それからEVFがキレイ。576万ドットになったことでザラザラした感じがなく非常になめらかだ。これならもっとファインダー倍率を大きくしても良かったと思う。シャッターボタンを含めた操作系はカチッとした節度あるクリック感で、気分良く撮影できた。これはαシリーズ史上最高傑作の予感がした。
フルサイズで1/25secでシャッターを切ってもブレない。瞳AFも安定している
SONY α7R IV FE24-70mm F2.8 GM ISO100 1/25sec F10
上の画像を100%で切り出すと手前の瞳にAFが合っていることが分かる
SONY α7R IV FE24-70mm F2.8 GM ISO100 1/25sec F10
ISO1000まで感度を上げても全く問題ない画質。むしろ光源のモアレが心配
SONY α7R IV FE24-70mm F2.8 GM ISO1000 1/1600sec F3.5
写真・文/ゴン川野