人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

ゆるすぎるロボットたちが戦う爆笑必至のコンテスト「ヘボコン」

2019.08.06

「ヘボい」ロボットがしのぎを削る競技大会

学生が製作したロボットたちが、課題の競技で優劣を競い合うロボットコンテスト、「ロボコン」。NHKで放送される有名なテックイベントだが、その向こうを張った(?)競技大会が「ヘボコン」だ。

「ヘボコン」とは、「ヘボい」ロボット同士が戦う競技大会。2014年に始まった年1回の大会で、年を経るごとに参加者・観客が増えている注目のイベントだ。

これは、ウェブメディア「デイリーポータルZ」の編集者石川大樹さんが発案したもので、運営会社のイッツ・コミュニケーションズが主催している。

2019年7月21日、栄えある令和元年の大会が開催されたので、見に行った。

予想を超える人いきれの「ヘボコン」会場

会場となる渋谷のイベントハウス「東京カルチャーカルチャー」は、観客でぎっしり。「数十人のミニイベント?」と勝手に予想していた筆者は、この盛り上がりに面食らった。

基本的なルールは相撲

さて、大会のもようを伝える前に競技のルール説明をしよう。基本的にロボット同士の相撲で、テーブル(土俵)の上から相手に落とされるか、土俵上で転倒した側が負け。取組が始まらないうちに勝手に落ちた場合は、やりなおしとなる(2回まで)。

試合方式は、32チームが持ち寄ったロボット32機のトーナメントで、1勝すると10点を獲得。ただし、遠隔操縦や自動操縦といった高度な技術が使われたロボットだと、「ハイテクペナルティ」による減点(1機能につき-6点)が適用される。合計得点が最も高いロボットが優勝するので、ハイテク仕様は実質不可で、いかに「技術的に稚拙」なロボットで勝ち抜くかが勝敗のカギとなる。なお、トーナメントの優勝のほかに、審査員賞と「技術力が低かった人賞」もあり、こちらが優勝よりも名誉な賞だという。

カオスな楽しさで笑うしかない

2019年度大会のレポートに戻ろう。壇上では、石川大樹さんと(石川さんの同僚の)古賀及子さんが、軽快なトークとツッコミを織り交ぜて司会進行役を、藤原麻里菜さん(「無駄づくり」発明家)と大木真一さん(スイッチサイエンス社)が審査員を務める。

トーナメントの各対戦のプロセスは、最初にロボットの説明が出場者からあり、ゴングとともに1分間の戦いの幕が切って落とされる。この繰り返しで、半分が脱落しての2回戦めは、4機が登場してのバトルロイヤルとなる。

ロボットの説明というのは、例えばこんな感じになされる。

「ロボットの名前は“みんなで頑張ろう”です。最初は前の車がなくて、後ろの車が自走する予定でしたが、モーターがあまりにも力がなくて、入れ替えたのですけど全然わからなくて、福山雅治号に引っ張ってもらうことにしました」

そこに司会から「言ってることが、1つも分からない」などと、ツッコミが入る。

製作したロボットの説明からカオス感が全開

開始早々にボケとツッコミの応酬で、「これは……帰った方が賢明なのか、令和という新時代の幕開けにふさわしい“何か”を目撃している数少ない1人なのか……」と、筆者は迷ったが、せっかくなので見学を続行。

説明の後に続く戦いも、シュールで、カオスで、意味不明チックだ。逆走して自ら落ちるものや、何もしないうちに転倒するもの、適当に動いているうちになんとなく勝ってしまうものなど……ガチンコに取っ組み合ってきわどく勝利をもぎとる的な展開は少数派。にもかかわらず、どの試合も見ていて楽しいから不思議。毎試合、会場から爆笑の渦が巻き起こり、最近あまり笑うこともない幸の薄い筆者も、笑いをこらえることが不可能な状況に。

また、出場者がおかしなコスチュームに身を包んで、笑いをとる場面も。コスプレは加点評価にならないはずだが、場外戦に持ち込んで審査員賞を狙っているのかも。もっとも、それがなくても、出場者たちのキャラは濃い。

ロボット以上にコスチュームの方がインパクトの大きい出場者も

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年11月15日 発売

DIME最新号の特別付録は「スタンド一体型簡易スマホジンバル」!今年から5年先のトレンドまで丸わかり!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。