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2021年のホテルマーケット、客室数は今後3年間国内主要9都市で24%増加、ストック超過も需要回帰の可能性

2019.08.02

最近、インバウンド需要の拡大が今後も継続して見込まれることを背景に、全国各地でホテルの開業が相次いでいる。主要9都市における2019~2021年に開業予定のホテルの客室数も、この1年の間に約3万室から2.5倍の約8万室に増加した。

新たに供給される客室数は2018年末時点の既存ストックの24%に相当する。既存ストックに対する供給客室数の割合を都市別に見ると、京都が最も高い51%、次いで大阪の32%、東京が24%と続く結果となった。

2021年のホテルマーケット展望 増加する需要と供給の中で勝ち残るホテル

政府は訪日外客数の目標を2020年に4,000万人、2030年に6,000万人と定めている。宿泊需要について、外国人は政府目標が達成されることを前提とし、また、日本人の宿泊需要については将来の人口減少を考慮して推計したところ、主要9都市でそれぞれ、2021年の必要客室数(=需要)が予想ストック(=供給)を下回る結果となっている。

今後、さらにストックが増加すれば、あらゆるホテルがインバウンド需要拡大の恩恵にあずかれるわけではなくなる。単純な価格競争を避け、誘客力の強いホテルを作るためには、より細やかな立地戦略、ターゲットとする客層に合わせたハードの変化といった差別化が鍵といえるだろう。

また、CBREが把握している主要9都市の新規供給の87%は宿泊主体型のホテルとなり、フルサービスホテルは5%に過ぎないというデータがある。不足しているアッパークラス以上のホテルや、多様化した旅行者のニーズに応えられるブティック・ライフスタイルホテルといったホテルカテゴリも、質の高い体験を得られるホテルとして誘客力を発揮することが期待されている。

国際観光の増加が世界的な潮流となっている中で、日本ではラグビーワールドカップ、東京オリンピック・パラリンピック、大阪・関西万博といった国際的祭典の開催や、統合型リゾートのオープンが見込まれるなど、これまで以上に観光需要を吸引する機会が巡ってくる。

また、国内では働き方改革に伴って、余暇が増加することや、旅行をしながら仕事もするというワーケーションという形態が認められることで、観光需要を生み出す可能性がある。

国内外の旅行者が多様化することで、旅行目的も多様化するだろう。多様化する需要に合わせてホテルも絶えず変化をし続けることが、競争に勝ち残る鍵となる。

引用/CBRE特別レポート「2021年のホテルマーケット展望- 増加する需要と供給の中で勝ち残るホテル」

同レポートは、最新の供給動向を踏まえた日本のホテル市場の見通しについてまとめたものとなる。

関連情報/https://www.cbre.co.jp/ja-jp/research-reports/japan-research-archives
構成/ino

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